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2005年09月22日
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彼は死ぬ前に言いました。
私の代わりにお前が家族の支えになってやってくれ
私は今まで自分勝手に生きてきた
家庭をかえりみず
人の気持ちも考えず
ただ自分のやりたいように
やりたいことしかやってこなかった
周りにはずいぶん迷惑をかけただろう
でも私は幸せだった
あとはお前が幸せになることを願っている


ずるい人だと思った。
そしてなんてうらやましい。
一片の悔いもなく、
一片の恨みもない。
あざやかに生ききった。
人として、最高の生きかたをしたのかもしれない。

私は貴方のようにはできないかもしれない。
けれども
ジタバタともがきながらも
前を見て歩いていく

私は貴方とは違う生きかたをするだろう。
私には私の幸せや生きかたがきっとある。

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創作です。
私の近しい関係の人間で亡くなった人はいません。
最近、「僕の生きる道」を引っぱり出して観ています。

後悔や恨みのなかで逝きたくはないなあと思います。
時間は、つらいことや苦しいことを浄化してくれる作用がありますが、
それでもなお、消え去らずに強く残っている想いはあると思います。

遺していく人に自分の負の想いを背負わせたくはないなあと思ったり・・・。

最期の最期までその想いを持ち続けるのかそうでないかは自分次第。

予期せぬ別れや、志し半ばで逝かなくてはならない場合はせつない・・。
人は何を遺して逝くのかなあ・・・。


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最終更新日  2006年01月31日 16時06分58秒
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