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2005年03月25日
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お葬式でもっとも悲しさをあらわにしていたのは父の母だった。祖母は「私が代わりに死んでやるのに、なんでおまえが先にいくんだ。」と何度も言い、泣き崩れていた。心臓の悪い祖母をみんなが心配していた。

私は親戚の母を見る目を気にしていた。露骨に言う人はいなかったが、きっと、父の異変に気づけなかった母や私に対する憤りがあったと思う。「最近変わった事はなかったの?」という言葉は、その時の私たちにとってはナイフに等しかった。

しかし、母も私も、普段の父の様子からはこうなることをまったく想像できなかった。お酒なんかが入るととりわけにぎやかな父が、最近、少し静かだったのが気になってはいた。また、父の机の引き出しをあけると、そこには沢山の薬が入っていた。いったいそれらが何の薬だったのかは知らないが、、、

そう、
知らないというのがおかしいのだ。

そんな小さな事から、もっと敏感に予兆を感じるべきだったと思う。出来ることはあったかもしれない。





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最終更新日  2005年03月26日 00時50分38秒
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