シンクロニシティ

2005/06/04(土)13:09

心の中の写真

想い出(23)

ちまたではセカチュウと言うのでしょうか、だいぶ遅れて、先日見る機会がありました。見ていると、やっぱり自分の初恋の人を思い出したりしますね。 手も握れなかったその人との初デートは、(きっと、誰にとっても) 甘い切ない思い出です。喫茶店で食べた甘いパフェ、時計台の古い木造建築の臭い、、、 外から見るとがっかりする人も多い札幌の時計台ですが、実は中に入ってみるととても素敵だったりします。時計台と札幌の歴史は中から見るべし、です。 その時計台の中、外が見えるある小さな部屋で、誰もいなくなって、一瞬時間が止まる瞬間がありました。大きな白い木枠の窓、差し込む春の光、その手前に立って横顔を見せる彼女・・・私にとって、もっとも美しく切ない、こころの中にしか残っていない一枚の写真です。 でも、実はその時も何もできませんでした。 本当は、そっと抱き寄せてみたいと強く思いました。 今でもそう思うから不思議です。(ここが男と女の違いか) その後、遠距離となり、いつか逢わない二人になっていましたが、彼女にとっての貴重な季節、沢山の思い出を作ってあげるべきだったと、とても後悔しています。 (嫁さんには恥ずかしくって読ませられないですね) (一部、脚色しています。(^^; (白い木枠でなくて、アルミ枠だったかも。でも、許して・・・))

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