趣味を続ける秘訣、涼馬さんのエッセイから。
前に掲載させて頂きましたエッセイ集(横谷涼馬さん著)に強く心ひかれた文がありましたので、一部紹介させて頂きます。エッセイ集243頁に以下のように書いておられます。<<そして、大事なのは「楽しむ」ことである。いくら健康な身体や気力、体力、目標があっても、楽しむことができなければ、なんの意味もない。 趣味であり、「強制力」が働かないということは、自分が楽しむためにやっているはずであり、その延長線上に「ライセンスの取得」や「競技会への出場」という目標があることによって続けることができるのだろう。 ところが、続けているとつい、目標のほうにとらわれてしまい、それを達成するために、苦しさに耐えながらやっている、という状況になりがちである。 が、やはり長く続けたければ、「楽しむ」という気持ち(余裕)がなければ、続けることは難しいだろう>> (無断引用で申し訳なかったですが、涼馬さん。ご容赦お願い致します。) 全く私もその通りだと思います。気象予報士受験は私にとって趣味の一つでした。その気象好きが高じて試験に挑んだわけですから。 4年近くに亘って気象の勉強を続けられたのは、正に涼馬さんがエッセイ集で述べられた上の文そのもの心境にあったからかもしれません。 とても素敵なエッセイ集でした。実際の本は薄緑主体の落ち着いた配色です。フラッシュのせいなのか、赤っぽく映ってしまいました。