秋に咲くヒマワリ・・なのかもね。

2016/07/17(日)09:38

キャプテン・フィリップス(2013)とソマリア沖の海賊たちとロシアとかフランスとか

映画 Cinema(230)

プライベート・ライアンや、グリーンマイル以来、久々にワクワクドキドキしたトム・ハンクスの作品です。スピード感に引き込まれて2時間があっという間に経ちます。単にアクションだけでなく事件の背景も描いており、トム・ハンクスらしいヒューマン系の作品に仕上がっています。 YouTube:キャプテン・フィリップス予告編'Captain Phillips' Trailer 2016.7.17.予告編を追加。 ●事件の背景 下記の解説のように海賊=悪と出来ない複雑さを持っています。 Wikipedia:ソマリア沖の海賊 ソマリア海賊の背景 海賊たちはもともと漁業に従事していた漁民であった者が多い。モハメド・シアド・バーレ政権時代には欧州や日本がソマリアの漁船や漁港の整備に対して援助を行っていた。マグロなどソマリア船の漁獲のほとんどは、魚を食べる習慣の少ないソマリア国内ではなく海外への輸出へと回し、外貨獲得の手段としていた[9]が、1991年のバーレ政権崩壊後は内戦と機能しない暫定政府(無政府状態)が要因で魚の輸出が困難となった。さらに、管理のされていないソマリア近海に外国船、特に欧州の船団が侵入して魚の乱獲を行ったため、漁民の生活は一層困窮した[10]。 1990年代に軍部と欧米の企業が結んだ「沿岸に産業廃棄物の投棄を認める」という内容の条約に基づき、産廃が投棄されるようになる。そのなかに他では処理が難しい放射性物質が多量に含まれていたため、漁師を中心とする地域住民数万人が発病。地域住民の生活を支えていた漁業もできなくなった[11]。この結果、困窮した漁民がやむなく自ら武装して漁場を防衛するようになり、一部が海賊に走ってそれが拡大したものとする分析がある。 しかし、他方では次に述べるように高速船の使用・武装の程度・訓練状況に見られる海賊の態様は漁民の困窮とかけ離れたものであり、海賊達が外国メディアにインタビューを受ける際に、自らを生活に困窮した元漁民と称して同情を引きだし自らの行為を正当化するための組織的な宣伝によるもので、最初から武装集団が海賊を始めたという意見もある[12]。この見解によれば、海賊は元漁民であるとされ極めて良く組織化されているが、もともとはプントランドの有力氏族がイギリスの民間軍事会社ハートセキュリティ社の指導の下で創設された私設海上警備隊の構成員であるとされ、この組織がアフガニスタンから流入する麻薬や小火器をパキスタンカラチ港からインド洋・ソマリアを経由し他のアフリカ諸国やイエメンに対して密輸しており、この密輸組織がやがて海賊化した経緯があるという[12]。 ●ロシアの対応 数年前にロシアが海賊を海上に放置とのニュースがありましたが、その後フォローしてなくて結果が気になってましたが、どうもダメっぽいみたいですね。 ロシア海軍VSソマリア海賊の顛末 ロシア海軍「捕まえた海賊どうしよう・・・」→600km沖合で釈放 ロシア海軍、海賊をキャッチアンドリリース→一時間後全員死亡 ●欧州人権裁判所の対応 グーグルでニュース検索するとソマリアの海賊はまだ結構ヒットするので、収束してないんですね。 下記のニュースはフランス政府が海賊にお金を支払う羽目になったニュースです。 仏にソマリア海賊への賠償金支払い義務、欧州人権裁判所が判決

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