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テーマ:読書(8186)
カテゴリ:読書 Reading
Kindle Unlimited読み放題で読みましたが、普通にKindleで無料で読めます。
無人島に生きる十六人 Kindle版 須川邦彦 著 小学校5年生の時だったか、福音館書店の「二年間の休暇(十五少年漂流記)」を読みました。最初はページ数も多く読みきれるかと心配でしたが、寝る前にベッドの枕元で読み、ぐいぐい引き込まれ、途中からは物語が終わるのが惜しく感じたものです。これでジュール・ベルヌのファンになり、海底二万里を読みましたがあまり面白くなくがっかりした記憶もあります。またこれをきっかけに同じ様なものを読みたいと探すも漂流記関係の本はあまり無くそのまま熱も冷めていました。 「無人島に生きる十六人」はKindle Unlimited読み放題のトップページで紹介され、読者171人のレビューも4.6/5と非常に高い作品です。結構あのトップページに紹介されている本ははずれが無く参考になります。今回調べていたら椎名誠さんが選んだ漂流記ベスト20のトップにもなっているようです。 この本は第二次対戦中の少年雑誌に連載されていたものらしく、物語は明治の頃、太平洋上の無人島に遭難した日本人の船乗りを、優秀な指揮官のもと海のプロフェッショナルたちが協力して対応するサバイバルを描いていて、週刊少年ジャンプの編集の三大原則風に言えば、友情・努力・勝利がふんだんに盛り込まれた、久しぶりに爽やかな読後感の残る傑作です。特に小学校高学年の男子にオススメです。文体が非常に素朴、簡潔で、情景にリアリティがあります。 二年間の休暇(十五少年漂流記)は、今でもまだ50年前の装丁でこの本が売られているのにびっくり。 二年間の休暇 「十五少年漂流記」として知られる、ベルヌの代表作。孤島にうち上げられた少年たちが、力をあわせて種々の困難をのりこえ、自分たちの生活をつくりあげていく痛快な冒険物語。 自分で読むなら小学中学年から ジュール・ベルヌ 作 / 朝倉 剛 訳 / 太田 大八 画 福音館古典童話 漂流物の映画といえば青い珊瑚礁。ブルック・シールズがはっとする美人でした。 YouTube:The Blue Lagoon - Official® Trailer [HD] 同じくドラマならLOST。島に墜落した航空機の生存者のサバイバルという設定と、「メインのストーリーラインである島での日々を追いながら、登場人物の過去が随所に挿入される構成が特徴。各エピソード毎に1人または複数人の過去が少しずつ明かされ、各キャラクターの人物像が浮き彫りになると共に、島で初めて会ったはずの彼らの過去の繋がりが見え隠れする」斬新な構成がよかったです。今やっている宮藤官九郎さんの「監獄のお姫さま」の第1話の場面転換を見ていたらLOSTを思い出しました。 LOSTは感動的なシーンも多くありましたが、結局ストーリーが間延びして、最後のシーズン6までいけず、4か5でギブアップしました。 YouTube:Lost Trailer (First Season) ■参考リンク 椎名誠氏が選ぶ漂流記ベスト20で、堂々1位!! 実録痛快冒険記。飲み水も食べ物もないちっちゃな島で、君ならどうする? 無人島に生きる十六人 (新潮文庫) [ 須川邦彦 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.11.18 07:44:09
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