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秋に咲くヒマワリ・・なのかもね。

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2019.12.04
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カテゴリ:科学
スペインの冬山で遭難して心拍停止になった女性が後遺症もなく蘇生したそうです。体温が低下していわば人工冬眠状態になったのが良かったようです。日本でも以前神戸六甲山で遭難した男性が同じ様に、助かっています。

いろいろと、人工冬眠は応用できそうですが、取り急ぎ、交通事故で重症の負傷者や脳溢血の患者とかを低体温にすることで、病院までなるべく体力を低下させないで運べるようなクール宅急便の冷蔵車みたいな救急車を開発したら、後遺症無く救える命が増えるのではないかと思います。

■参考リンク
心拍停止6時間後に蘇生、低体温症の女性 スペイン
2019年12月6日 13:14 発信地:バルセロナ/スペイン [ スペイン 英国 ヨーロッパ ] AFP

【12月6日 AFP】スペインでこのほど、重度の低体温症に陥った女性が、6時間以上に及ぶ心拍停止後に蘇生した。女性が5日、自身の生還を「奇跡だ」と称賛した。
 生死の境をさまよったのは英国人女性のオードリー・マーシュ(Audrey Marsh)さん(34)。11月3日、夫と一緒にピレネー山脈(Pyrenees)を散策中に吹雪に遭い、その場で倒れてしまった。午後1時ごろだったという。
それから2時間半あまりが過ぎたころ、2人の元に救助隊が到着した。すでにマーシュさんの心臓活動は停止し、体温は18度しかなかった。いわゆるバイタルサイン(生命兆候)のない状態だっという。
 当初、現場での蘇生を試みたが効果がなかったため、スペイン・バルセロナ(Barcelona)にある、膜型人工肺装置(ECMO)を備える病院にマーシュさんをヘリコプターで搬送した。
 体外で血液に酸素を供給して再び戻すことのできるECMOは、心臓系に接続されると、その心肺機能を引き継ぐことができるため、患者の心臓と肺を休ませることができる。
 スペインでECMOが蘇生術に使用されたのは今回が初めてだったが、マーシュさんの体温は30度まで上昇した。時間は午後9時45分だった。
 医師らは除細動器を用いて再び蘇生を試み、そして成功した。
 マーシュさんは、処置に当たったバルデブロン病院(Vall d'Hebron Hospital)蘇生科の医師らとともにバルセロナで記者会見に臨み、「これはまるで奇跡のようだ」とコメントした。
 バルデブロン病院蘇生科長のエドゥアルド・アルグド(Eduard Argudo)医師は、AFPの取材に対し、「これはスペインの記録に残る中で最も長時間に及ぶ心停止からの生還の症例だ」と述べ、アルプス(Alps)やスカンジナビア(Scandinavia)でも同様の症例が記録されていると付け加えた。
 アルグド医師によると、マーシュさんの命が助かった理由の一つは低体温にあるという。
 医師は、「低温状態では体の代謝速度が低下し、各臓器に必要な血液と酸素の量が減少するため、これが脳を保護する助けになる」と説明しながら、マーシュさんが低体温症で命を落としかけたのと同時に、それによって命を救われたのだと指摘した。
 処置後の回復は驚くほど早かった。1週間もしないうちに集中治療室を出て、神経障害もみられなかった。病院によると、手の動きはまだ完全に回復していないものの、マーシュさんの生活ははほぼ通常通りに戻っており、数日中には仕事に復帰する見込みだという。(c)AFP

「人工冬眠」の実現目指す 病気やけがの悪化防げるかも
田中誠士 2019年5月30日11時27分 朝日新聞

 クマやリスなどの動物が体温を下げた状態で越冬する「冬眠」。約2万年前までの氷河期を切り抜けた人類も、冬眠の能力を持っているかもしれない――。理化学研究所生命機能科学研究センター(神戸市)で、砂川玄志郎さん(43)は「人工冬眠」を研究している。
 きっかけは2004年。「世界で初めて、冬眠するサルがマダガスカル島で見つかった」という論文を英科学誌で読んだ。「人間も絶対に冬眠できる」と思い、研究を始めた。
 とはいっても、いつ来るか予測が難しい氷河期に備えようとしたわけではない。救急患者を人工的に冬眠させることができれば、心臓や肺の負担を抑え、病気やけがの悪化を防げるかもしれない、と考えたからだ。砂川さんは小児科医で、当時、東京の病院で子どもの急患を担当していた。
 だが、冬眠する野生動物は、手に入れるのが難しい。そこで、実験用マウスに目をつけた。入手しやすいだけでなく、冬眠に似た状態で、数時間ほぼ動かなくなる「日内休眠」という状態になることも知られていた。
 詳しいメカニズムが不明だったため、砂川さんらは実験を繰り返した。その結果、24時間の食事制限と、室温が12~24度の条件がそろえば、マウスが日内休眠になることを見つけ、16年に英科学誌に発表した。その後も、患者がマウスのように食事制限せずに冬眠できるような条件があるのか、探し続けている。
 砂川さんは「救急患者の治療後の状態を決める一番の要素は、いかに早く病院に着くかなんです。もし冬眠できれば、普段の活動時の数%しかエネルギーを使わず、患者の負担を減らせる。様々な治療をする時間を増やせる可能性がある」と話している。(田中誠士)

ダウン・サイズDownsizing(2017):マット・ディモン 2018.3.公開予定(日本)と、人工冬眠

Wikipedia:コールドスリープ
コールドスリープ(和製英語: cold sleep)とは、宇宙船での惑星間移動などにおいて、人体を低温状態に保ち、目的地に着くまでの時間経過による搭乗員の老化を防ぐ装置、もしくは同装置による睡眠状態。移動以外にも、肉体の状態を保ったまま未来へ行く一方通行のタイムトラベルの手段としても用いられる。
SF作品にはよく出てくる手法である。
なお、和製英語におけるSF用語であることから英語圏で使われることはなく、冷凍睡眠や長期冷凍睡眠にはハイバネーション(冬眠)やハイパースリープといった語句が主に使われる。
概要
一般にコールドスリープには、低温状態にして睡眠後に時々覚醒するタイプ、冬眠タイプ、冷凍タイプがあると考えられる。
数十年以上もの長期間におよぶ惑星間の有人移動の際、それに必要不可欠な搭乗員の食料や酸素といった生命維持系、健康維持のための生活空間など、生活に要するものを少なく抑えることができれば宇宙船の質量を減らすことができ、その分だけ燃料を減らすことができるほか、備蓄スペースを別のことに利用できる。また、数十年以上をかけての有人移動には、人間の寿命との兼ね合いが生じる。このような点から、コールドスリープが選択される。
一方、生命を保ったまま人間を冷凍させる技術や、長期冬眠をさせるための技術は確立していない。
冷凍した場合、水分が凍結した時に起こる体積膨張によって細胞を破壊してしまうため、生命を保ったまま人間を冷凍できるかどうかなどの問題がある。なお、精子の冷凍保存は実用化されている。
実現されている技術
実現されているコールドスリープ技術としては、スペースワークス・エンタープライジズ(英語版)社の「ライノチル・システム」が最も実用性の高いものとして考えられる。これは鼻孔より冷却材を吸入させ、人体が冬眠状態となる31.6 - 33.8度まで体温を下げるというものである。NASAによる出資下でスペースワークス社が研究を行っているこの技術は、救命医療の分野においては「ボディクーリングシステム」の名称ですでに人体を1週間の冬眠状態に至らせることに成功しており、2014年現在も研究が継続されている[1]。
類似する技術
日本では行われてはいないが、クライオニクス(cryonics、人体冷凍保存)と呼ばれるサービスがある。これは、死んだ直後の人体を冷凍保存し、医療技術の発展した未来に復活の望みを求めるものである。しかし、先述したように冷凍時や解凍時の細胞破壊を克服する技術的ブレイクスルーが必要とされることや、既に破壊されてしまった細胞の復元は非常に困難であることから、実際に彼らが復活するかどうかについては悲観的や否定的な意見が多い。
あえて比較するならコールドスリープは架空の技術だが、クライオニクスは(様々な問題があるものの)既存の技術である。また、コールドスリープは生きている人体が対象であり、クライオニクスは亡くなった後の人体が対象である。

2006年12月20日15:42ニュースあれこれ 国内ニュース#95 六甲山中遭難男性、奇跡の生還-実は冬眠だった?








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Last updated  2019.12.07 08:49:04



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