|
テーマ:絵が好きな人!?(4306)
カテゴリ:絵画 Picture
仕事をしていたら今年の中国は10月1日から国慶節+中秋節で史上初の8連休というニュースを目にしました。10月の北京と言えば北京秋天という梅原龍三郎先生の作品があるくらいで、昔はきっと青く澄んだ空のもと、みんな自転車で行きかっていたんだろうなと思います。
北京秋天の絵を昔見たように思いますが、どんな絵か忘れてしまったので、確認しました。もっと青っぽい作品かと思っていましたが、カラフルな明るい作品でびっくり。とても日中戦争中に描かれた作品と思えません。 この作品は東京国立近代美術館に収蔵されているそうです。美術館は私の職場から歩いて20分のところにあるのを知り、もっとびっくり。週末の金土は5時から割引で300円で入場できるとのこと。今度仕事帰りに訪れたいです。 ただ、残念ながら現在北京秋天は展示されていません。松本文子さんのところでも書いた気もしますが、自分の見たい収蔵品が展示される場合、お知らせメールで知らせるサービスとか、技術も発達しているのですから、収蔵作品を立体画像?で保存して、非公開中の作品も映像でオンデマンドで見られるようになったらと思います。 梅原龍三郎先生と言えば昔、神保町の岩波書店の信山社のブックカバーのデザインになっていたのを思い出します。信山社は惜しまれながら、閉店しましたが、岩波書店の神保町ブックセンターが2年前から開業しているとのこと。面白そうなお店です。今度行きたいです。 ■参考リンク 天賦の色感梅原 龍三郎の輝かしき力量(ヴィルトゥ)阪急デパート:アートのある暮らし「北京秋天」(リトグラフ、53×43.5cm 1984年) 「梅原氏の絵の色調には音楽を強く刺激して来るものがある事を、常々感じ、これは、この画家の天賦の色感の非常な純粋性に由来すると考えていた」 ― 小林 秀雄 所々に点在する朱の建物。力強いタッチで描かれた森。ざわめくように広がりゆく雄弁な空。 原画は現在、東京国立近代美術館に収蔵されている「北京秋天(ぺきんしゅうてん)」。 豪放磊落。天衣無縫。 天才の名をほしいままにした梅原の輝かしき力量(ヴィルトゥ=virtu)をご堪能ください。 東京国立近代美術館〒102-8322 千代田区北の丸公園3-15時から割引:一般300円 北京放送元副編集長 李順然:人民中国音楽を聞くような秋の空 Wikipedia:梅原龍三郎 梅原 龍三郎(うめはら りゅうざぶろう、1888年〈明治21年〉3月9日 - 1986年〈昭和61年〉1月16日)は、日本の洋画家。京都府京都市下京区生まれ。1914年(大正3年)までは梅原 良三郎(うめはら りょうざぶろう)を名乗った。 ヨーロッパで学んだ油彩画に、桃山美術・琳派・南画といった日本の伝統的な美術を自由奔放に取り入れ、絢爛な色彩と豪放なタッチが織り成す装飾的な世界を展開。昭和の一時代を通じて日本洋画界の重鎮として君臨した。 【美術館やアートの楽しみ方】 #04 企画:miyamoto maruさん 2018-04-25梅原龍三郎のカバー杉本純さんのブログ 神保町ブックセンター 青く澄んだ「北京秋天」はどこへいった2013/10/23付 日本経済新聞 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.10.07 05:16:16
[絵画 Picture] カテゴリの最新記事
|