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テーマ:気になるテレビ番組(2912)
今度放送される宮藤官九郎さんがリメイクする山田太一さんのドラマを探していて見つけた作品です。
期待よりかなり面白かったです。霊柩車の運転手さんが搬送した死者となった娘さんと結婚式をあげるストーリーです。オチも決まっていました。山形のお寺にも死者との結婚を扱うと以前テレビで見ました。日本でもこんな習慣はまだあるのでしょうか。 市川森一さんの脚本、 出演の役所広司さん、寺島しのぶさんが光ってました。板東英二さんがなつかしいです。 削除される前に必見の作品です。 ■参考リンク TBSドラマ幽婚(平成10年度文化庁芸術祭優秀賞受賞作品):脚本 市川森一、出演 役所広司、寺島しのぶ、板東英二、森宮隆、澤村藤十郎 ほか みどころ 中国・福建省に伝わるしきたり「幽婚」。婚約中の女性が急に亡くなったとき、生前の婚約者と祝言をあげてから葬送するという。それが四国のとある山里に残されていた。ひょんなことから「幽婚」のしきたりに巻き込まれた男と周囲の人々の心情を、幻想的な映像とともに叙情的に描く。平成10年度文化庁芸術祭優秀賞受賞作品。 【ストーリー】 背中に吉祥天の刺青をもつ元ヤクザの男・岩淵孝行(役所広司)。前科をもつ彼だが、現在は更正し霊柩車運送会社に運転手として勤務している。ある日、会社に若い男が訪れ、急死した婚約者・佐和(寺島しのぶ)の亡骸を四国・高松の郊外にある彼女の郷里まで搬送するよう、孝行に依頼する。孝行は男とともに四国へ向かうことに。だが瀬戸大橋手前のSAで、男は姿を消してしまう。残された孝行は四苦八苦の末、佐和の郷里の村にたどり着く。佐和の実家にて、遺族に事の次第を伝える孝行。そこで彼は、村の長から「幽婚」のしきたりを聞くが…。 Wikipedia:冥婚 冥婚(めいこん)は、生者と死者に分かれた者同士が行う結婚のこと。陰婚(いんこん)、鬼婚(きこん)、幽婚(ゆうこん)、死後婚(しごこん)、死後結婚(しごけっこん)、死霊結婚(しりょうけっこん)などとも呼ばれる。英語では ghost marriage、あるいは、spirit marriage、Posthumous marriage または necrogamy と言う。 一つには、神話・伝説等の物語の上で、そのような境遇の男女が行うものを言い、いま一つには、結婚と死生観に関わる習俗の一つとして現実に存在するものを指して言う。 習俗として 習俗としての冥婚は、結婚と死生観に関わるものとして、中国を始めとする東アジアと、東南アジアに古くから見られる。 死者を弔う際、その魂がまだこの世にあるうちに、それと見立てた異性と婚礼を挙げさせ、夫婦としたのち、死の世界に送り出すものである。対象となる死者は基本的に未婚男性であるが、ときに既婚男性や未婚女性の場合もある。広義では、南スーダンに見られる死後結婚 (en) も同じものとして扱う。 英語では、冥婚を ghost marriage、あるいは、spirit marriage と言うが、儒教文化圏の冥婚を他文化のものと区別して、Chinese ghost marriage、Minghun (中国語名に準じたラテン文字転写形)などとも呼ぶ。 その性格上、最も過激な形としては、結婚相手は命を奪われ、夫婦として共に埋葬される。だが、そのような辛辣なものばかりがこの風習の全てではない。同時期に亡くなった未婚女性と結婚させて共に葬る場合もあれば、人間の女性に見立てた花嫁人形を遺体と共に柩(ひつぎ)に納める場合もある。また、そのような花嫁人形のほかに故人の結婚式を描いた絵を奉納するものもあり、他にも、既婚・未婚のいかんを問わず生きている異性と結婚させ、その相手方に形見の品(位牌など)を供養させるものなど、時代や地域によって形態はさまざまである。 現代日本の場合、青森県および山形県の一部で行われる、未婚の死者の婚礼を描いて寺に奉納する「ムカサリ絵馬」が、比較的穏やかな性質の冥婚として挙げられる[2]。 沖縄の冥婚については渡邊欣雄による報告が挙げられる[3]。グソー・ヌ・ニービチと呼ばれるその冥婚が執り行われた理由は、後妻として嫁いだ女性の位牌が生家に安置されていたからである。その祖先は初代で、今の戸主から数えて6代前の女祖であった。沖縄では女祖の位牌を一つだけ安置するのは原則に反するとして、位牌が生家から婚家に移され、夫や先妻の位牌と共に納められた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.08.01 00:00:10
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