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テーマ:気になるテレビ番組(3010)
今回のNHK新プロジェクトXは小惑星探査機はやぶさのお話です。様々なアクシデントを克服して小惑星からサンプルを収集して届けた話は有名で、これまで映画にもなっていましたがあいにく観たことはなく、今回の番組は良い機会でした。
帰還できたことよりも3億キロも離れた探査機と交信できて、指示を出せることが不思議で、それを知りたいと思いました。 はやぶさの活動については宇宙すずちゃんの「【壮絶】宇宙探査機はやぶさの知られざる物語」にわかりやすく詳しく解説されています。 往年のプロジェクトXを彷彿とさせる必見の作品と思います。エンディングシーンのYouTubeも、はやぶさの最期をかぶせてあって感動的です。ネタバレになるしこれまで、あまりNHKはYouTubeを好きでない印象がありましたが、方針が変わったのかもしれません。 新プロジェクトXも始まって半年たちましたが、これまでのところ、結構多くの再放送を入れながら、なんとかよたよた進んでいる感じです。いろいろあるでしょうが、多くのアクシデントを巧みにかわしながら帰還できたはやぶさのように、今回のような番組をコンスタントに生み出す長寿番組になることを期待します。 そういえば国立科学博物館に昨年7月からはやぶさ関連の展示がされているようで、今度行ってみようと思います。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ■参考リンク 新プロジェクトX 小惑星探査機はやぶさ 奇跡の地球帰還 MC:NHK水戸・森花子アナウンサー9月21日(土) 夜7:30 2024年09月20日 9月21日(土)の「新プロジェクトX~挑戦者たち~」では、小惑星探査機はやぶさ 奇跡の地球帰還についてお届けします。3億キロ離れた宇宙から”太陽系の化石”を持ち帰る人類初のプロジェクト。機体損傷、通信途絶、絶体絶命の困難に研究者が立ち向かいます。宇宙開発の未来を変えた奇跡の物語です。 啖呵(たんか)を切ったあの日 “あまのじゃく”なリーダーがNASAに「星のカケラを持ち帰る」と啖呵(たんか)を切ったことから、人類初の「サンプルリターン」計画は始まりました。カギを握ったのは、“ごくつぶし”と言われながらも最新エンジンを研究していた男。宇宙ではトラブルが続出します。当初4年計画だった航海は7年に延びました。「はやぶさ」を地球に帰還させるわずかな可能性に、研究者たちは英知の限りを尽くして挑みました。3億キロのかなたの奇跡の物語です。 Wikipedia:はやぶさ (探査機) はやぶさ(第20号科学衛星MUSES-C)は、2003年5月9日13時29分25秒(日本標準時、以下同様)に宇宙科学研究所(ISAS)が打ち上げた小惑星探査機で、ひてん、はるかに続くMUSESシリーズ3番目の工学実験機である。開発・製造はNEC東芝スペースシステムが担当した。 イオンエンジンの実証試験を行いながら2005年夏にアポロ群の小惑星(25143)イトカワへ到達し、その表面を詳しく観測して[注釈 1]サンプル採集を試みた後、2010年6月13日22時51分、60億 kmの旅を終え地球に帰還し、大気圏に再突入した[3][4]。地球重力圏外にある天体固体表面に着陸してのサンプルリターンに、世界で初めて成功した。 概要 はやぶさは2003年5月に内之浦宇宙空間観測所よりM-Vロケット5号機で打上げられ、太陽周回軌道(他惑星同様に太陽を公転する軌道)へ投入された。その後、搭載する電気推進(イオンエンジン)で加速し、2004年5月にイオンエンジンを併用した地球スイングバイを行って、2005年9月には小惑星「イトカワ」とランデブーした。約5か月の小惑星付近滞在中、カメラやレーダーなどによる科学観測を行った[注釈 2]。次に探査機本体が自律制御により降下・接地して、小惑星表面の試験片を採集することになっていた。その後、地球への帰還軌道に乗り、2007年夏に試料カプセルの大気圏再突入操作を行ってパラシュートで降下させる計画であったが、降下・接地時の問題に起因する不具合から2005年12月に重大なトラブル[注釈 3] が生じたことにより、帰還は2010年へ延期された。 2010年6月13日、サンプル容器が収められていたカプセルは、はやぶさより分離されて、パラシュートによって南オーストラリアのウーメラ砂漠に着陸し、翌14日16時8分に回収された[5]。はやぶさ本体は大気中で燃えて失われた。 カプセルは18日に日本へ到着し、内容物調査が進められ、11月16日にカプセル内より回収された岩石質微粒子の大半がイトカワのものであると判断したと発表された[6][注釈 4][注釈 5]。 小惑星からのサンプルリターン計画は国際的にも例がなかった。この計画は主に工学試験のためのミッションであり、各段階ごとに次のような実験成果が認められるものである。 イオンエンジンによる推進実験 イオンエンジン長期連続稼動実験 イオンエンジンを併用しての地球スイングバイによる加速操作 光学情報を用いた自律的な接近飛行制御と誘導 小惑星の科学観測 微小重力下の小惑星への着陸、および離脱 小惑星サンプルの採取 サンプル収納カプセルの惑星間軌道より直接大気圏再突入・回収 地表で小惑星サンプル入手 はやぶさ地球帰還とカプセル大気圏再突入、カプセル一般公開、その後の採取物解析などは日本を中心に社会的な関心を集めた。はやぶさがミッションを終えてからもブームは暫く続いた[8]。 イトカワ探査終了後、JAXAでは「はやぶさ2」をミッションとして立案していたが[9]、2011年5月12日、JAXAは「はやぶさ2」を2014年に打上げる予定であると発表した[10]。 2013年1月30日に、JAXAがこれまでに蓄積した膨大なデータを広く一般公開するための実験の1つとして、はやぶさのAPIが構築された[11][12]。このAPIは多摩美術大学・東京工科大学に公開され、同大学学生がはやぶさのAPIを使用したアプリケーション開発を行う[11][12]。 「小惑星探査機はやぶさ 再突入カプセル」実物を常設展示します:国立科学博物館 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2024.09.28 10:16:16
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