|
テーマ:気になるテレビ番組(2935)
市川森一さんで検索していて見つけた作品です。
原爆投下1日前の長崎を舞台に明日のあることを信じてそれぞれの人生をひたむきに生きる人々をオムニバス形式風に描いています。結婚式、出産を控える人、留置場にいる夫に会いに行く妻、英霊の妻との恋に落ちた青年、出生したボーイフレンドの子を身ごもる女性等を豪華な俳優陣で描く見ごたえのあるおすすめの作品です。堤真一さんが若いです。 広島に新型爆弾が落ち、不安におびえつつも、京都が多くの文化財があるのと同じように、長崎はキリスト教があるからローマ法王が連合軍に爆弾を落とさないように頼んでくれるとか、造船所があるから敵の船の修理に必要だから爆弾を落とさないとか、キリスト教にまつわるグッズを持っていれば敵から身を守れるとかの噂話が飛びかう長崎の街が当時の不安におびえる人々の気持ちをよく表現していると思いました。 まだ観ていませんが、同時期に映画も公開されており、高い評価を得ています。 原作者の井上光晴先生の作品が読みたくなりました。 ■参考リンク 明日―1945年8月8日長崎 - 市川森一の世界 明日-1945年8月8日・長崎(明日一九四五年八月八日・長崎-):テレビドラマデータベース 第4回芸術作品賞受賞作品。第28回日本テレビ技術賞受賞(撮影)作品。1945年8月8日、原爆投下の前日、長崎の人々の姿を通し、平和な生活をテーマに描く。大竹しのぶが二役で登場。開局35周年記念番組。出産寸前の長女(大竹しのぶ)と婚礼を控えた次女(富田靖子)をもつ三浦家の生活を描きながら平和を見つめ直す。演出のせんぼん氏を慕って名優が勢揃い。「ひと言の台詞で3パターンも収録した」と娼婦役もこなす大竹は改めて心酔。「靖子もリキが入りました」と富田。 明日 一九四五年八月八日・長崎 (集英社文庫) Kindle版井上光晴 (著) 原爆投下の前日八月八日、長崎の街にはいま現在そこに住む人々と、おなじ人間の暮らしがあった。結婚式を挙げた新郎新婦、刑務所に収監された夫に接見する妻、難産の末に子供を産む妊婦……。愛し傷つき勇気を奮い起こし、悲喜こもごも生きる人々を突然に襲う運命の「明日」。人間の存在意義を問い、核の脅威と向き合う「今日」を鮮烈に描き出す。昭和文学の金字塔。 Wikipedia: TOMORROW 明日 『TOMORROW 明日』(トゥモロー あした)は、1988年8月13日公開の日本映画。製作会社はライトヴィジョン、沢井プロダクション、創映新社。 概要 原作は井上光晴『明日―1945年8月8日・長崎』(集英社、のち文庫)。「昭和20年8月9日午前11時02分」までの24時間の家族を描く戦争映画。黒木和雄戦争レクイエム三部作の第1作目に当たる作品である。1988年度キネマ旬報ベストテン2位。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.11.14 02:04:14
[TVラジオ番組 television & radio programs] カテゴリの最新記事
|