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テーマ:麻薬(3)
カテゴリ:健康 Health
トランプ米大統領によるメキシコ、カナダ、中国に対する関税実施の件で世界経済は大きく揺れていますが、関税発動の原因の1つとされる合成麻薬フェンタニルについて調べてみました。
原料の植物も不要で、安価に手軽に製造できて、効果が他の麻薬よりも高く、依存性や耐性も強く、わずかの量で死に至る薬のようで、中国、メキシコ、カナダがかかわっているようです。 幸いまだ日本では流行していないようですが、逮捕者も2人でているようです。昔の中国のアヘンのように国を亡ぼすきっかけにもなりかねない怖い薬なので、厳しく取り締まってほしいものです。 ■参考リンク トランプ政権を揺るがす「オピオイド危機」…アメリカで年間10万人の命を奪う「史上最悪の麻薬」は日本にも上陸するか?瀬戸晴海 元「マトリ部長」追憶の捜査秘録 国内 社会2025年02月03日 抜粋 (9)日本でフェンタニルが流行する兆しはあるのか? ――幸いなことにその気配は窺えない。密造品が密輸されたという情報にも接していない。だが、次のような事件は発生している。 ・2025年1月、仙台市の病院に勤務する麻酔科医が治療以外の目的で自分の体に医療用フェンタニルを注射したとして逮捕される(更衣室で倒れていた)。 ・2023年2月、フェンタニルシール(※貼付剤=フェンタニルを含有し皮膚から吸収させる医薬品)を交際相手の男性に複数枚貼り付けるなどして死なせた疑いで47歳の女が逮捕される。 一方で、日本の薬物流行は、覚醒剤以外はそのほとんどが音楽や映画文化と同じように、アメリカから到来している。そう考えると今後フェンタニルが流行しないとは言えない。密輸した他の薬物に混入されている場合もあるだろうし、呼び名を変えて入ってくる可能性もある。最近、欧米では“レインボーフェンタニル”と呼ばれるカラフルな錠剤が出回っている。一見お洒落なMDMAに見えるが、これが日本に上陸すると「かなりやばい」と筆者は考えている。他殺に使われる可能性も否定できない。そのためにも国全体で徹底的に目を光らせ、あらゆる情報を収集・分析し継続的に注意喚起することが必要だ。薬物問題は優先順位が高いと考えてほしい。 世界で蔓延する違法薬物フェンタニル 日本への影響は?現状や世界の動向を解説ELEMINIST Editorエレミニスト編集部2024.04.19 Wikipedia:フェンタニル フェンタニル (Fentanyl) は、鎮痛剤として使用される非常に強力な合成オピオイドである。ほかの薬物とともに、麻酔[1]、集中治療室での鎮痛、鎮静[2]に用い、術後鎮痛や癌性疼痛の鎮痛にも適応がある[3]。 概要 フェンタニルは、主に鎮痛薬として使用される強力な合成ピペリジン系オピオイドである。ヘロインの50倍[19]、モルヒネの100倍[20]の効力を持つ。主な臨床用途は、がん患者や手術患者の術中・術後の疼痛管理である[21][22]。フェンタニルは処置時の鎮静・鎮痛にも使用される[23]。投与方法にもよるが、フェンタニルは非常に即効性があり、比較的少量で過剰摂取を引き起こす可能性がある[24]。フェンタニルはμオピオイド受容体(英語版)を活性化することによって作用する[17]。 以下略。 ![]() オピオイド薬禍、米社会に影 10万人犠牲で損失1兆ドル2022年10月2日 5:30 [会員限定記事]日本経済新聞 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2025.02.05 02:54:16
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