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テーマ:気になるテレビ番組(2974)
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鈴木商店の女主人の鈴木よねさんの生涯を描いたドラマです。一度目の結婚に失敗し再度嫁いだ先の鈴木家でも、正しいことをきっぱり言うのが主人に嫌われました。しかし奉公人を大事にして好かれ、50過ぎで夫を亡くした後、金子直吉に店を任せ失敗があったものの、日本一の大商社を作りました。スエズ運河を通過する船の一割は鈴木商店所有で、第一次世界大戦での塹壕の土嚢には鈴木商店の小麦袋が大量に使われたそうです。 米騒動では、新聞記者が扇動する群衆により焼き討ちに遭いました。城山三郎先生の調査では「当時の鈴木商店が米を買い占めていた事実はなく、焼き打ちは大阪朝日新聞が事実無根の捏造報道による「風評被害」[8]であり、鈴木商店と対立していた三井と朝日の「共同謀議」という仮説を立て、ノンフィクション小説『鼠 鈴木商店焼打ち事件』として発表」されています。今も昔もマスコミを利用したこの種の事件はあるものだと思いました。 鈴木商店を立体的に理解するのに良い作品と思いました。 ![]() ![]() ![]() 鈴木 よねを演じた天海祐希さんがハッとするほどお綺麗です。上手な関西弁でしたが、東京都台東区東上野ご出身だそうです。 ![]() ■参考リンク Wikipedia:お家さん 『お家さん』(おいえさん)は、玉岡かおるによる日本の小説。 概略 明治初期から昭和初期にかけて神戸に実在した貿易商「鈴木商店」の女主人・鈴木よね と、彼女と共に会社の発展に尽力した大番頭の金子直吉の物語[1]。 第25回織田作之助賞受賞作[2]。2014年2月に竹下景子主演で舞台化[3]、同年5月9日に天海祐希主演でテレビドラマ化された。 『お家さん』は、2014年5月9日(金曜)21:00 - 23:24[6](JST)に日本テレビ系列で放送された日本の単発スペシャルテレビドラマの特別番組。読売テレビ開局55年記念ドラマ[7]。2014年1月から若松や門司、小倉など北九州で撮影され、当時の神戸港も再現された[7][8]。 キャスト 鈴木 よね - 天海祐希[9][10] 鈴木 岩治郎 - 生瀬勝久 金子 直吉 - 小栗旬[7] 千 - 相武紗季 イシ - 泉ピン子 珠喜 - 黒川智花 田川 万作 - 大和田健介 西田仲 右衛門 - 西村雅彦 後藤 新平 - 伊東四朗 本村 勉 - 松重豊 その他 - 梅沢富美男 読売テレビ:お家さん Wikipedia:鈴木商店 抜粋 1919(大正8年) - 1920年(大正9年)の全盛時代、鈴木商店の売上げは当時の日本の国民総生産(GNP)の1割に相当する16億円[注 5]に達し、三井物産や三菱商事を遥かに上回っていた。当時のスエズ運河を通過する船の一割は鈴木商店所有といわれた。第一次世界大戦での塹壕の土嚢には鈴木商店のロゴ(菱形にSUZUKIの略記「SZK」)の入った小麦袋が大量に使われたという。資金を提供していたのは台湾銀行であった。 1918年(大正7年)7月23日から始まった[5]米騒動の際に大阪朝日新聞は、鈴木商店は米の買い占めを行っている悪徳業者であると攻撃した[6][7]。これにより、鈴木商店は米価の高騰に苦しむ民衆の反感を買い8月12日に焼き打ちされた[注 6]。事件を再調査した城山三郎は、当時の鈴木商店が米を買い占めていた事実はなく、焼き打ちは大阪朝日新聞が事実無根の捏造報道による「風評被害」[8]であり、鈴木商店と対立していた三井と朝日の「共同謀議」という仮説を立て、ノンフィクション小説『鼠 鈴木商店焼打ち事件』として発表している。この時、金子直吉の首に10万円の賞金が掛けられたと言われている[6]。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025.03.10 21:54:06
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