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テーマ:理想の死の迎え方(47)
カテゴリ:介護 Nursery Care
7年前に母の最期の時に病院で、延命治療に関して確認されました。当時は全く予備知識が無かったので、ある貴重な薬を使ったり胃ろうを行えば延命できることを説明されたうえで、実施に否定的なことを言われて、釈然としなかった記憶があります。この本を読んでその謎が解けました。やたらと延命治療をすると患者の苦しみが長引くことがよくわかります。いざというときにあわてないために、現在介護中の方は読んでおくとよいです。
またふだんから節制した生活を送って体の部品が一つずつ壊れて長引いて老衰で死ぬよりもある程度不摂生な生活でぱっと死ぬことのメリットの説明が興味深かったです。 その他、死に関する様々なことが分かりやすく書かれているおすすめの一冊です。 ■参考リンク ![]() 人はどう死ぬのか (講談社現代新書) Kindle版久坂部羊 (著) 誰にも訪れる「死」。しかし、実際にどのようにして死んでいくのかを知っている人は少ない。人がどのような末期を知らないと、虐待に等しい終末期医療に苦しみ、悲惨な死を迎えることになりかねない。肉親が迎えたとき、そして自ら死を覚悟したとき、どのような死に方を選べばいいのか。在宅診療医として数々の死を看取った、作家の久坂部羊氏が、人がどのような死を迎えるのかをリアルに描き、安らかな死を迎えるために、私たちが知っておくべきことを解説する。その日に備えて、読んでおきたい「死の教科書」 はじめに 第一章 死の実際を見る、心にゆとりを持って 第二章 さまざまな死のパターン 第三章 海外の「死」見聞録 第四章 死の恐怖とは何か 第五章 死に目に会うことの意味 第六章 不愉快な事実は伝えないメディア 第七章 がんに関する世間の誤解 第八章 安楽死と尊厳死の是々非々 第九章 上手な最期を迎えるには ![]() 2018.05.08 06:00介護ポストセブン「尊厳ある死」を考える|延命治療とは?本人の意思の重要性、法制定は必要か? 練馬区:ACP(アドバンス・ケア・プランニング)について お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2025.03.20 23:43:01
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