向島百花園:春の七草籠(せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ)
年末から巻き込まれ、重くのしかかっていた厄介ごとの相談に行き、ようやくちょっとだけ解決の道筋が見え、心の底まで凍らせる寒い北風も春の穏やかな心地よい風に感じられた1月6日の夕方、予定より少し早く終わった時間を利用して、向島百花園に春の七草籠を見に行ってきました。日頃の行いがよいせいかどうか知りませんが、最終入場時間ぎりぎりに間に合い、なんとか入れました。「春の七草の展示」のお知らせ直径50cmのジャンボ七草籠です。春の七草籠の存在は今から40年以上前の中学1年のとき、知りました。前年に父が亡くなり、初詣でなく家族全員で多磨霊園にお墓参りに行った際、石材店兼休憩所のテーブルに飾ってあり、ミニチュアの小さな世界に春を感じ、元気が湧いてくる気がしました。お店の人に聞くと毎年向島の親戚からお歳暮に送ってもらうとのこと。大人になったら毎年買おうとそのとき思いましたが、そのことはずっとどうでもいいことになっていました。こんなに小さな寄せ植えで春を感じられるとは素晴らしい発明だと思います。説明文を読むと皇室にも献上される歴史あるものだそうです。販売用の七草籠はもう売り切れとのこと。1個4,600円。この前楽天で見たときは3,000円くらいで売っていました。