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本屋で立ち読みをする人たちはそれぞれ
違う世界にいる。 肩触れ合うほどの隣であっても、 互いの顔を覚えているのは幾人だろうか。 それでもみな、 己のめあての本を読めれば、 それなりに不十分ではあっても満足して 店を出る。 ああ、しかし分からない。 人間の内部でどれほどの おぞましくおびただしい思考と感情の反応が起こっているのか いないのか。 この空気中にただよう光子と原子と素粒子以外の 見えないものが存在しているのか いないのか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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