ＢＬＵＥ　ＯＤＹＳＳＥＹ

メーカー製パソコンは外見のデザインは素晴らしい物が多いが、中はさっぱりなことがある。
この富士通のＰＣは現状では放熱不足である。
広い面積のメッシュを使用しているのは良いが、これではあまりにも「宝の持ち腐れ」である。
一体型パソコンには「テレビパソコン」のイメージを持たせてあることもあるが、実際に壁際に置いてみると、本体が「一体型」ということもあって、かなり前にせり出す印象。背面に十分なスペースを取らなくてはいけないし、PCケース自体の幅がありすぎるためとにかくこれは良くない。
本当は放熱の関係から「テレビ視聴・DVD鑑賞に強いパソコン」という物ではない。
私は１０５０円で買った物だからあまり気にしないが、かつて定価でこのパソコンを買った人たちはどう思っただろうか？

デスクトップパソコンでは、過去では意外にＤＥＬＬ製品などが良かったと思う。
「意外に」と言うのはＤＥＬＬはかつて安めの価格設定で販売していたからだ。安めの割には放熱用の大きなパーツがあったように思う。


今回私は小型ＵＳＢファンをひとつ背面に置いた。
まだこれは確定ではないが、外付けの送風ファンはもう一個予備がある。それは大きな物なので、これから夏場に向けて背面は２基のファンを動かそうと思う。



だが……、さらに問題発生が。
富士通のパソコンは実はもう何台も持っている。ジャンクパソコンばかりだが。
これまではサウンドドライバーを見つけるのに苦労した。
しかし今度のは富士通のサイトでそれは公開されていた。
だが……、かんじんのディスプレイドライバーがないのだ。
公開されているのはWindows Vista用の物だけ。
現在ＰＣに入っているのはＸＰ。本体にＸＰのプロダクトキーシールが貼ってあったのでそのままＸＰを入れたのだ。
ディスプレイドライバーが無い状態ではＤＶＤさえ再生されなかった。

その後、いろいろ試してやっとＤＶＤが観れるようになったが、カクカクする。
『スターウォーズ　エピソード２』を入れるも、かんじんのアクションシーンが……、”涙”である。
さらに画面いっぱいに表示すると、動きが停止する。小さな画面でしか観れず、しかもカクカク。
うわあ！

今回このＰＣを買ったのは「これでＤＶＤを鑑賞する」のがイメージ的に良かったのが理由だ。
それに「１０５０円のＤＶＤプレイヤー、しかも１９インチモニター付き」だと思って買ったのに！（笑）
世の中そんなに甘くないか？

試しにゲームソフトをインストールしてみることにする。
３Ｄのエレクトロニック・アーツ社のゲーム。２００円で買った物。
実はこれ、これまで買って来たジャンクパソコンにもテストでインストールしていた。
パソコンの性能を調べるために。
やはり古いパソコンでは動かないこともあった。
しかし基本的には低スペックパソコンでもいけるような仕様のゲームである。
だが低スペックのノートパソコンでは動かないことが多い。デスクトップパソコンなら動く場合もけっこうある。

これをインストールする。しかし画面がまったく表示されなかった。やはりか。

お魚がデスクトップで泳ぐソフト。これは疑似の３Ｄのようだが、これもまったくダメ。表示されない。