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テーマ:最近観た映画。(40091)
カテゴリ:劇場で観た映画
ハリソン・フォードの「ハリウッド的殺人事件」以来3年ぶりとなる主演作で、
家族を人質に取られ、自ら作り上げた完璧なセキュリティ・システムと対峙する、 コンピューターシステムのスペシャリスト役に扮しています! ハラハラドキドキの展開でキャストも良くて面白かったです。 原題も同じ“FIREWALL”、全米では2006年2月に公開されています。 ≪ストーリー≫ ジャック・スタンフィールドは銀行のセキュリティ・システムの専門家。 シアトルの銀行に勤務していたジャックが作った盗難防止システムは 業界で最高、最強の性能を誇っていた。 ビル・コックス率いる強盗グループは、ジャックの個人情報を徹底的に調べ上げ、 ある日、ジャックの家に押し入り妻と2人の子供を人質にとる。 ビルの狙いは、銀行のセキュリティ・システムをジャック自身に破らせ、 銀行の資産から1億ドルを奪うことだった。 愛する家族は、強盗グループの監視下に置かれ自宅に監禁された。 家族の命を守るため、指示通りにせざるを得なかったジャックだったが、 犯人たちの隙を見て家族を助け出そうと試みるが失敗してしまう。 自ら作り上げた鉄壁のファイヤーウォールに挑むことに・・・。 監督は「ウィンブルドン」のリチャード・ロンクレイン、 製作は「エアフォース・ワン」「13デイズ」などのアーミアン・バーンスタイン、 「閉ざされた森」などのベイジル・イヴァニク、ジョナサン・シェスタック、 製作総指揮は「チャーリーとチョコレート工場」などのブルース・バーマンと グレアム・バーク、「テイキング・ライブス」などのデイナ・ゴールドバーグ、 「エレクトラ」などのブレンド・オコナー、ジェフ・クリフォード、チャーリー・ライオンズ、 脚本はジョー・フォート、撮影はマルコ・ポンテコルヴォ、編集はジム・ペイジ、 プロダクションデザインは「パイレーツ・オブ・カリビアン」などのブライアン・モリス、 音楽は「真珠の耳飾りの少女」「シリアナ」などのアレクサンドル・デプラ。 キャストは、ジャックにハリソン・フォード、妻ベスにヴァージニア・マドセン、 娘サラにカーリー・シュローダー、息子アンディにジミー・ベネット、 秘書ジャネットにメアリー・リン・ライスカブ、ビルにポール・ベタニー、 他にロバート・パトリック、ロバート・フォスター、アラン・アーキンなど。 ブルース・ウィリス主演の「ホステージ」とイメージが重なる感じが・・・。(笑) そう言えば、息子のアンディ役に扮したジミー・ベネットくんは、 「ホステージ」で強盗に入られた家で人質となった役も演じていました。 ジミーくんは、「サラ いつわりの祈り」「ポーラー・エクスプレス」 「悪魔の棲む家」などに出演していて、最新作は話題の「ポセイドン」です。 なかなかの芸達者で、有望視されているようですね。 (=^ ^=) ♪ ハリソンさんは「スターウォーズ」のハン・ソロ役からのファンですが、 映画館で観るのは「K-19」以来なので、4年ぶりです。 63歳になられて、さすがにルックスは年を召された感じがしますが、 かなり激しい格闘シーンもカーアクションもご自身で演じたそうです。 プライベートでは、2度の離婚歴のあるハリソンさんには、 それぞれ2人ずつお子さんがいて、すでにお孫さんもいるグランパです! だって、ご長男はすでに38歳、ご次男も36歳ですから・・・。(笑) 冷酷な強盗団リーダーに扮したポール・ベタニーはかなり怖かったです。 「ビューティフル・マインド」での好演が印象に残っていますが 話題になっている最新作「ダ・ヴィンチ・コード」にも起用され、 ロン・ハワード監督からの厚い信頼をしっかり得ているようですね。 プライベートもジェニファー・コネリーと幸せそうだし・・・。 そして、「24」のクロエ役でお馴染みのメアリーが キャスティングされていたのを知って楽しみにしていました。 「24」と同じく上司役が“ジャック”というのも偶然?!(笑) クロエと似た感じの役でしたが、でも秘書らしく女性っぽかったです。 また、脇のキャスト陣も良くて、中でもロバート・パトリックが渋い! 1991年の「ターミネーター2」で液体金属の殺人マシーン、 “T-1000”役を演じて一躍有名になった俳優さんです。 やや強面(こわおもて)なので(ゴメンナサイ!)悪役系が多いのですが、 かなりたくさんの作品に重要な役で出演しています。 最近の作品では、「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」で ホアキンさんが扮したジョニー・キャッシュの父親役があります。 あと、メインクレジットには記載されてない俳優さんなのですが、 強盗団のリーアム役に扮したニコライ・コスター・ワルドウが印象的でした。 どこかで絶対に観たことがあるなあと思っていたのですが、 「ウィンブルドン」でポール・ベタニーと爽やかに共演していました!(笑) 他に、「ブラックホーク・ダウン」「エニグマ」などにも出演しています。 どうして私ってビジュアルから好きになっちゃうんでしょうね。(笑) 今作の製作エピソードをいくつかご紹介します! ヴァージニアへの出演依頼はハリソンさんが直々にしたそうです。 当初、予定されていた監督の奥さまが亡くなられたことで降板し、 急遽、ポール・ベタニーが主演した「ウィンブルドン」のロクレイン監督に代わり、 予定よりも、撮影開始がかなり遅れたことに伴い公開も大幅に遅れたそうです。 映画の舞台設定はシアトルですが、撮影はカナダのバンクーバーで行われ、 宿泊していたホテルと撮影現場を車で4~50分かかることから 自家用飛行機で自ら操縦して12分の“通勤”をしていたそうです。 余談ですが、ハリソンさんは交際中(結婚間近とずっと言われ続けている)の キャリスタ・フロックハートからのリクエストもあったことから、 バンクーバーに近い“ハッピーアイランド”と呼ばれるボーエン島に魅せられ、 ウォーターフロントに1300万ドルの土地を撮影中に購入したとか・・・。 さすが、ハリウッドの大スターですね。 (o^ ^o) ゞ 私なんか1300円の映画の前売り券を買うのにも迷うのに・・・。 ≪ロサンゼルスで2月に行われたプレミア試写でのハリソン・フォードとキャリスタ・フロック・ハート(左) メアリー・リン・ライスカブ(中央) ポール・ベタニーとジェニファー・コネリー(右)≫ 今や、社会でも生活の中でも欠かすことのできないIT時代となりましたが、 ウィルスなどによる個人情報の流出だったり、コンピューター犯罪だったり、 世界で起きているさまざまなネット犯罪を題材に、人質事件を絡め、 サスペンスのストーリー展開にドキドキしながら観てしまいました。 つっこみポイントもありましたが、それはそれとして・・・。(笑) ちょうど4月1日公開で映画サービスデーだったのでレイトで観てきました。 「ファイヤーウォール」 オフィシャルサイト お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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