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テーマ:最近観た映画。(40091)
カテゴリ:劇場で観た映画
スカッと爽やかな気分になれる映画が観たくて「GOAL!」にしました!
不法入国したアメリカで、苦労をしながら家族と暮らし、 小さい頃から夢見ていたプロのサッカー選手になるため、 異国の地ロンドンでさまざまな困難と戦う1人の青年の姿を描いた、 久々にスタンダードでわかり易いサクセスストーリーです。 FIFA(国連サッカー連盟)公認、さらにadidasや レアル・マドリード、ニューカッスル・ユナイテッドの協力を得るなど、 サッカー映画として、これまでにないスケールで製作されました。 原題は、“GOAL! The Dream Bigins”、 邦題のサブタイトルは、“STEP1 イングランド・プレミアリーグの誓い”。 ≪ストーリー≫ 10年前に、父、祖母、弟と、メキシコからアメリカへ不法入国し、 ロサンゼルスで暮らしていたサンティアゴは20歳になっていた。 昼は父と一緒に庭師を、そして、夜もレストランの厨房でアルバイトをしていた。 父親は、車を買ってサンティアゴと独立して事業を始めたかったが、 地元サッカーチームのスタープレイヤーでもあるサンティアゴは、 プロのサッカー選手を夢見て、密かにお金を貯めていた。 ニューカッスル・ユナイテッドの元選手でスカウトマンの経験を持つグレンは、 ある日、サンティアゴの試合を偶然見て、天性の才能と素質を見抜き、 サンティアゴに、ロンドンでプロテストを受けるよう薦められる。 父親に猛反対されたが、祖母の援助でロンドンへ渡ることができ、 何とかニューカッスルの練習生として入団できたのだったが・・・。 監督は、TV「CSI」シリーズで監督・製作を手掛けているダニー・キャノン、 製作総指揮はローレンス・ベンダー、ピーター・ハージティ、 製作はマイク・ジェフリーズ、マット・バーレル、マーク・ハッファム、 原案・脚本はマイク・ジェフリーズ、共同脚本はディック・クレメント、 イアン・ラ・フレネ、エイドリアン・ブッチャート、 撮影は、「キスキス、バンバン」のマイケル・バレット、 編集はクリス・ディケンズ、音楽は、「交渉人」「デアデビル」「シン・シティ」など 数多くの映画やTV「CSI」シリーズなどを手掛けるグレーム・レヴェル。 キャストは、サンティアゴにクノ・ベッカー、グレンにスティーヴン・ディレイン、 サンティアゴの父親にトニー・プラナ、他にマーセル・ユーレス、 アレッサンドロ・ニヴォラ、アンナ・フリエル、キーラン・オブライエン、 ショーン・パートウィー、カサンドラ・ベル、ミリアム・コロン、 ゲイリー・ルイス、フランシス・バーバー、エマ・フィールドレイナー、 ケヴィン・ナップマンなど。 そして、本人役でアラン・シアラー、デヴィッド・ベッカム、 ラウール・ゴンザレス、ジネディーヌ・ジダンなど。 スポーツニュースに限らず、普通のニュース番組やワイドショーでも 連日のように、6月9日から開催されるワールドカップを控え、 日本チームの情報を中心に伝えていて盛り上がっている今日この頃・・・。 ちょうど、日本チームは優勝候補と呼ばれている強豪のドイツ代表と 国際親善試合があり、先に2点をリードした日本でしたが、 後半に点を取られ、惜しくも2対2の引き分けとなりました。 続編の第2部では、サンティアゴはレアル・マドリードの選手として、 UEFAチャンピオンズリーグへと戦いの場を変えていきます。 さらにヒデこと、中田英寿選手も登場することになった第3部では、 アルゼンチン代表としてワールドカップに出場するという、 1作ごとにサンティアゴのステップアップした姿が観れそうですね! 先日、プロモーション来日した主演のクノ・ベッカーくんが、 ハングリー精神をとピュアな心を持ったサンティアゴを好演していました。 予告編で観た時、どこかで観たことがあるような気がしていたのですが、 どうしても思い浮かばず、過去の出演作なども調べてみましたが、 どれも観たことがないので、他の俳優さんと勘違いしたのかも・・・。(笑) クノ・ベッカーくんは、サンティアゴと同じメキシコ出身で、 1978年1月生まれで、現在は28歳です。 クノくんのおばあちゃんはピアニストで、その影響もあってか、 5歳の時からクノくんもバイオリンを習っていて、 ザルツブルグやメキシコの国立音楽院へ進んだそうです。 また、お姉さんはメキシコで有名な女優さんだそうです。 メキシコの演技学校で学んだ後、メキシコのTVや映画に出演し、 スペイン映画「カマキリな女」(2003年/日本では劇場未公開)、 アントニオ・バンデラス主演の「ジャスティス 闇の迷宮」(2003年)など、 数本のアメリカやメキシコ、スペインなどの作品に出演しています。 そんなクノくんが、“サッカーができてヒスパニック系でカリスマ性と純粋さを併せ持ち、 しかもイメージの固定した大スターではなくて未来の可能性に溢れたアクター”という 製作陣の要望を100%完璧に満たし、主役に大抜擢されました! キャノン監督はアラン・パーカーやデヴィッド・リンチに認められて、 25歳の若さで、ハーヴェイ・カイテル、ヴィゴ・モーテンセン共演の 「プレイデッド」(1993年)で監督(&脚本)デビューしました。 その後、シルベスター・スタローン主演の「ジャッジ・ドレッド」(1995年)、 「ラストサマー2」(1998年)、「フェニックス」(1998年)などを経て、 200年にオンエアが始まり、全米で大ヒットしているTVドラマシリーズ 「CSI:科学捜査班」、スピンオフの「CSI:マイアミ」「CSI:ニューヨーク」と 監督、さらに製作総指揮を手掛けています。 また、音楽もイングランドを代表するサッカー・フリークのオアシスや ハッピー・マンデイズが映画のために新曲を書き下ろしていて、 迫力あるロック・サウンドがストーリーや映像を盛り上げていました。 サッカーシーンも見ごたえがあり、サッカー映画としてもですが、 家族の絆を描いたヒューマンドラマとしても良かったと思います! 5月27日から、全国ロードショー公開されています。 「GOAL!」 オフィシャルサイト ≪クノ・ベッカー 来日インタビュー!≫ Q:主人公に抜擢されたのは、サッカーの経験からですか? A:いや、サッカー経験はみんなと変わらないよ。 (サッカーが国技の)メキシコに生まれ育ったから、 そりゃ小さい頃、遊び程度のサッカーをしたことはあったけど、 ここまで本格的にサッカーの練習をしたのは初めてだったんだ。 音楽の勉強しかしたことがなかったからね。 撮影のため4カ月間トレーニングしたけど、ほんとにハードで、 撮影中にも足首や鼻を骨折したり、筋肉を痛めたりとケガの連続だった。 足の筋肉を痛めた時は、2週間満足に歩けない状態だった。(笑) Q:日本にはスポーツを題材にした“スポ根”というコミックのジャンルがあります。 家族や恋人の愛によって才能を開花させていく、そしてライバルがいてという・・・。 A:じゃあ、日本でも「GOAL!」はきっと成功するね(笑)。 エモーショナルなストーリーって、どんな国でも受け入れられるからさ。 メキシコでも、夢を持った主人公が困難を克服していくサクセスストーリーは大人気だよ。 Q:「GOAL!2」は撮影が済んだのですか? A:「2」は2カ月前に撮影が終了したばかりなんだ。 サンティアゴがあのレアル(マドリード)に入団する。 それで、ベッカムやジダン、ラウールらスター選手とともに チャンピオンズリーグを戦うんだ。背番号は“30”。 彼はちょっと天狗になるところもあって、それが次の“葛藤”になる。 3部作というのは最初から知っていて、ワールドカップで撮影するというのも聞いているよ。 ただ「3」についてはまだ出演が決まっていないんだ。 Q:その「GOAL!3」ですが、なんとアルゼンチン代表としてドイツへ行くんですね。 A:まだ脚本ももらってないし、多くは語れないけど、(「1」では出てこなかった) 母親の関係で、アルゼンチン代表になるんだと思う。素晴らしい脚本になるはずだ。 Q:アルゼンチン代表ってのがすごいですね。 クレスポ、メッシ、テベス、そしてリケルメら攻撃陣の一翼を担うわけで・・・。 A:ははは、現実的にはレベルが高すぎる話だね。(笑) Q:「3」では、日本代表の中田英寿選手も顔を出すとか? A:実はさっきヒデに会わせてもらって、ユニフォームもヒデからプレゼントされたんだよ。 彼は(メキシコ代表の人気選手である)ボルゲッティ(ボルトン)ととても仲良しで、 今度3人でメキシコでおち会おうって約束をしたんだ。(笑) ヒデは「1」の僕のプレイを見て、「自分よりサンティアゴの方が ドリブルもフリーキックもうまい」って褒めてくれたよ。(笑) いっぺんにヒデの大ファンになっちゃったよ! 今度のW杯ではメキシコ、ブラジルの他に、ニッポンも応援するつもり! Q:「1」のプレイシーンでは、具体的に誰かのプレイを真似したんですか? A:好きなのは、バルセロナのロナウジーニョなんだけど、 天才っていうのはプレイも独創性があるだろう? だから、なるべくこれまでいないようなスーパースターになろうと努めたよ。 特に、注意したのはフリーキックだね。 ロサンゼルスにいるおばあちゃんまで興奮させるような、 美しいキックを蹴らないといけないからね。(笑) 「2」では、ロナウジーニョ選手とぶつかり合う、 クラシコ(レアル対バルサのスペイン伝統の一戦)があるんだ。 同じピッチで彼のプレイを見られるなんて、まるで夢のようだったよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 1, 2006 07:18:24 PM
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