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カテゴリ:TVオンエアで観た映画
“理想の親”を求めて“FA宣言”をし、世界中を旅する少年ノースの姿を
ファンタジー&コメディ・タッチで描くハート・ウォーミングな作品です。 まだあどけない顔のイライジャ・ウッドが主演で、なんとブルース・ウィリスと共演しています! 深夜にTVオンエア(字幕スーパー)されたのを録画して観ました。 原題は、そのまま“NORTH”、1994年の作品です。 ≪ストーリー≫ 11歳のノースは、アメリカ郊外の典型的中流家庭の1人っ子。 勉強もスポーツも万能で、礼儀正しく心優しい優等生のノースだったが、 自分勝手なパパとママは全く無関心で話も聞いてくれなかった。 ノースは、秘密の場所にしていたショッピングモールの家具売り場のソファーで、 休憩中のウサギの着ぐるみを着た男と出会う。 ノースは、その男と家での出来事を話しているうちに、 “子供のFA(フリーエージェント)制”を思いつき、 学校新聞の編集長をしている同級生ウィンチェルに相談を持ちかける。 賛同したウィンチェルは、学校新聞に“ノース、FA宣言!”と書き立て、 街は大騒ぎとなり、マスコミは飛びつき、ノースの両親はショックで卒倒する。 ウィンチェルが紹介してくれた腕利きの弁護士アーサー・ベルトに付き添われ、 ノースの“FA制”の裁判が開かれ、法廷で気絶した状態の両親に呆れ、 バックル判事は、ノースのフリーエージェント制を認可する。 ただし、3ヵ月後の労働記念日の正午までに新しい両親を見つけるか、 本当の両親と和解しなければ、孤児院へ送られるという条件付きだった。 世界の様々な国からノースを養子に迎えたいという手紙が殺到し、 7月9日の独立記念日に旅立ったノースは、1件目の家を訪ねるのだったが・・・。 監督はロブ・ライナー、製作はロブ・ライナー監督、アラン・ツァイベル、 原作はアラン・ツァイベル、脚本はアラン・ツァイベルとアンドリュー・シェインマン、 撮影はアダム・グリーンバーグ、音楽はマーク・シェイマン、 タイトルデザインはカイル・クーパー。 キャストは、ノースにイライジャ・ウッド、未知の男にブルース・ウィリス、 ノースのパパにジェイソン・アレクサンダー、ママにジュリア・ルイス=ドレイファス、 ウィンチェルにマシュー・マッカレイ、弁護士アーサー・ベルトにジョン・ロヴィッツ、 バックル判事にアラン・アーキン、他にキャシー・ベイツ、ダン・エイクロイド、 ケリー・マクギリス、グレアム・グリーン、レバ・マッケンタイア、アレクサンダー・ゴドノフなど。 シンプルなストーリーでファミリーでも楽しめる作品だと思います。 1994年度のラジー(ゴールデン・ラズベリー:最低映画)賞に 6部門もノミネートされていて、幸い受賞はしていませんでした。(笑) ちょこっとの出演にも関わらず、キャシー・ベイツやダン・エイクロイド、 ケリー・マクギリスなどが登場しているのも監督のお力でしょうか。(笑) イライジャ・ウッドがまだ本当に“子役”っていう感じでちっちゃくて、 愛らしいクルクルの目がすごく可愛いかったです!(笑) 現在25歳のイライジャくんが、12歳の時の作品なので当たり前ですよね。 ノースはテキサスの豪邸、ハワイの知事一家、家族の絆が強いアラスカの家庭、 アーミッシュの村、北京、ザイール、パリ、そしてイギリスへと、 世界のいろんな国(街)へ旅していますが、日本にも寄って欲しかったですね。(笑) そして、行く先々で、いろんな両親(家庭)に迎えられ、いろんなことが起きて、 また、なぜかブルース・ウィリスが違う人物となって登場するのが面白く、 ストーリーのキーパーソン的な存在にもなっています。 また、ノースの同級生ウィンチェルに扮したマシュー・マッカレイが 大人顔負けの“名演技”で、今作がデビュー作でその後も映画やTVなどに 少しだけ出演しているようですが、あまりメジャーな作品はなく、 2000年以降の出演作がなく、もしかして引退しちゃったのかも・・・。 原作・脚本を担当したアラン・ツァイベルという方は、俳優もしていて、 “サタデー・ナイト・ライブ”などでも、脚本と出演をしていたようです。 今作でも、チョコッとだけ端役で出演しています。 イライジャくんファンには、今作と「危険な遊び」はお薦めです! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 19, 2006 05:15:39 PM
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