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テーマ:最近観た映画。(40093)
カテゴリ:劇場で観た映画
妻子を失い、心に深い傷を負って殻に閉じこもってしまった男と、
仕事も家庭も恵まれながら、満たされないものを感じていた男。 大学時代にルームメイトだった2人が偶然に再会し、 少しずつ互いの心を癒やしていく姿を描いたハートフルなドラマです。 “話すことで、癒されていく傷がある・・・。” 原題は、“Reign Over Me”。 ≪ストーリー≫ ニューヨークのマンハッタン。 歯科医のアラン・ジョンソンは、大学時代にルームメイトだった、 チャーリー・ファインマンを街で見かけ声を掛けるが、 気づかずに、チャーリーはそのまま去ってしまう。 その後、アランは再びチャーリーと遭遇し、言葉を交わすが、 驚いたことに、チャーリーはアランのことを覚えていなかった。 チャーリーは9.11テロで最愛の妻と娘3人を亡くしてから、 心を閉ざしてしまい、アランはチャーリーのことが気がかりでならなかった。 アラン自身は歯科医として成功し、妻と可愛い娘2人にも恵まれ、 他人からは、幸せな人生を送っているように見えたが、 実際には、公私ともに問題を抱え、苦悩を深めていたのだった。 アランとチャーリーは、一緒に過ごす時間が多くなり、 ニューヨークの街を学生時代のように遊び回るのだったが・・・。 監督・脚本はマイク・バインダー、製作はジャック・バインダー、マイケル・ロテンバーグ、 製作総指揮はジャック・ジャラプト、リンウッド・スピンクス、撮影はラス・オルソーブルック、 プロダクションデザインはピッポ・ウィンター、衣装デザインはデボラ・L・スコット、 編集はスティーヴ・エドワーズ、ジェレミー・ラウシュ、 音楽はロルフ・ケント、音楽スーパーバイザーはデイヴ・ジョーダン。 キャストは、チャーリー・ファインマンにアダム・サンドラー、 アラン・ジョンソンにドン・チードル、妻ジャニーンにジェイダ・ピンケット=スミス、 アンジェラ・オークハーストにリヴ・タイラー、ドナ・リマーにサフロン・バロウズ、 レインズ判事にドナルド・サザーランド、会計士のシュガーマンにマイク・バインダー、 他にロバート・クライン、メリンダ・ディロン、ジョン・デ・ランシー、レエ・アレン。 2月23日の日記で書きましたが、アメリカで公開される少し前、 今作のポスターを海外のサイトで偶然見つけて、“一目惚れ”した作品です。 ちょっぴりユーモアもあって、本当に心温まるストーリーでした。 アダム・サンドラーとドン・チードルという実力派のお2人が 絶妙なコンビネーションで、それぞれすごく魅力が溢れていました。 また終盤で、判事役で登場するドナルド・サザーランドが、 カッコ良過ぎるくらいすごくカッコ良くて素敵でした! メル・ブルックスやフレッド・アステアの映画が登場したり、 アダム・サンドラーがドラムを叩くシーンもあったり、 最新ゲームソフトに夢中になるところがあったり・・・。 ニューヨークの街を、外の世界と自分を遮断するように ヘッドフォンでiPodに入れた好きな音楽を聴きながら、 ボード型スクーターで自由自在に道路を走り回るアラン・・・。 傷ついたチャーリーを何とか立ち直らせようとするアランですが、 いつしか、アランがチャーリーによって本来の自分を取り戻していく・・・。 テロによって家族を亡くした哀しみと再生がテーマになっていますが、 根底に流れているのは、人と人のつながり、家族愛だと思いました。 テーマ曲になっているちょっとハードなThe Whoのナンバー、 “Love, Reign o’er Me”がピッタリでした。 (映画ではパール・ジャムがカバーしています。) 他にもグラハム・ナッシュ、ジャクソン・ブラウン、プリテンダーズ、 ボブ・ディラン、ブルース・スプリングスシーンの曲も使われています。 12月22日より、全国順次ロードショー公開予定になっています。 「再会の街で」 オフィシャルサイト お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 9, 2008 02:14:34 AM
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