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テーマ:最近観た映画。(40091)
カテゴリ:TVオンエアで観た映画
1933年に製作されたSF映画の金字塔と言われる「キング・コング」を、
最新のハイテク技術を駆使し、空前のスケールでリメイクしたアドベンチャー大作です。 原題はそのまま、“KING KONG”、2005年の作品です。 ≪ストーリー≫ 1930年代初頭のニューヨーク。 野心家の映画監督のカール・デナムは、かつてない冒険映画を撮ろうと、 脚本家のジャック・ドリスコル、急遽、代役にした女優アン・ダロウを加え、 助手のプレストンら撮影クルーを率いて危険な航海に乗り出した。 そして、幻の孤島“髑髏島(スカル・アイランド)”へと辿り着く。 カールはさっそく撮影を開始するが、原住民たちに襲われ危ういところを イングルホーン船長をはじめとする船員たちに助けられる。 しかし、アンが原住民にさらわれてしまい、救出に向かった先で、 想像を絶する恐ろしい世界を目の当たりにするのだったが・・・。 ≪スタッフ≫ 監督はピーター・ジャクソン、製作はジャン・ブレンキン、キャロリン・カニンガム、 ピーター・ジャクソン、フラン・ウォルシュ、脚本はピーター・ジャクソン、フラン・ウォルシュ、 フィリッパ・ボウエン、原案はメリアン・C・クーパー、エドガー・ウォレス、 撮影はアンドリュー・レスニー、編集はジェイミー・セルカーク、視覚効果監修はジョー・レッテリ、 クリチャー&ミニチュアデザインはリチャード・テイラー、衣装デザインはテリー・ライアン、 プロダクションデザインはグラント・メイジャー、音楽はジェームズ・ニュートン・ハワード。 ≪キャスト≫ アン・ダロウにナオミ・ワッツ、ジャック・ドリスコルにエイドリアン・ブロディ、 カール・デナムにジャック・ブラック、イングルホーン船長にトーマス・クレッチマン、 プレストンにコリン・ハンクス、他にジェイミー・ベル、エヴァン・パーク、 カイル・チャンドラー、アンディ・サーキースなど。 188分(3時間8分)の今作ですが、地上波(TV)で初オンエアされて、 50分近くカットされて、2時間20分くらいで放送されました。 それでも、十分に長く感じたのですが、本編ではもっと長々と・・・。(笑) オリジナルの1933年版「キング・コング」は観たことがありません。 1976年のジョン・ギラーミン監督の「キングコング」の印象が強くて、 わかりやすいストーリーだったので、特撮では比べものになりませんが、 ピーター・ジャクソン監督版には、最初から最後まで違和感がありました。 特に、“髑髏島”のシーンでは、恐竜は「ジェラシック・パーク」風ながら、 まだ耐えられた(?)のですが、虫系嫌いの私には、あの巨大生物たちは、 映画館のスクリーンだった、きっと気分が悪くなって観てられなかったかも。 どうひっくり返っても、間違いなく“キング・コング”が主役なんだから、 登場するまでは、ある程度ストーリーを引っ張ったとしても、その後は、 主役をきっちり描いて欲しかった気がします。 まあ、SFものにツッコミはすべきじゃないかも知れませんが、 あんなにアンを振り回しながら恐竜と闘ったら、アンは間違いなく、 頚椎も背骨も折れちゃうじゃんとか、あんなに逃げまくっても アンは怪我をほとんどしてないじゃんとか、いくら少し慣れたとはいえ、 コングの前でダンスをして見せるっていうのもあり得ないじゃんとか、 巨大コウモリにあんなにうまいこと運んでもらえるはすないじゃんとか・・・。(笑) また、本編にはあったのかも知れませんが、TVオンエア版では、 眠らせたコングを、どうやって島からニューヨークへ運んだのかが まったく描かれていなかったので、すごく不思議でなりませんでした。 カールの最後のセリフも納得できずに不完全燃焼でした。 特撮は素晴らしく、これでもかと魅せつけてくれている作品で、 かなり絶賛されていたこともあって期待し過ぎていたのかも・・・。 メインも脇役もキャストが良かっただけにちょっと残念な感じです。 ま、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズにもはまらなかっただけに、 ピーター・ジャクソン監督の作品とは相性が悪いんでしょうね。(笑) 映画館で観ていたら、もしかしたら違う印象を持ったのかも・・・。 (*^ ^*) ゞ 「キング・コング」 オフィシャルサイト (アメリカ版) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Oct 4, 2009 12:05:25 AM
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