BLUE ROSE

2012/06/15(金)21:35

「アメイジング・スパイダーマン」(ワールドプレミア)を観て

試写会で観た映画(398)

アメコミから誕生し、世界中で大ヒットを記録した「スパイダーマン」シリーズが スタッフ・キャストを一新させて再始動し、3D映像で描かれたシリーズ第1弾です。   “恐れるな。自ら選んだ、この運命を。” 原題はそのまま、“THE AMAZING APIDER-MAN”。 ≪ストーリー≫ 両親が失踪してから、伯父夫婦ベンとメイに育てられたピーター・パーカー。 高校生のピーターは、クラスメイトのグウェン・ステイシーに想いを寄せていた。 ある日、父親が残した皮の鞄をピーターは見つける。 鞄の中には、父が使っていたメガネなどの小物や、父と親しかった生物学者の カート・コナーズ博士と一緒の記事、研究資料らしき書類が入っていた。 ピーターは父のことを探るため、遺伝子を研究しているオズコープ社に行き、 研究生のふりをしてコナーズ博士と会う。 しかし、忍び込んだ研究室で遺伝子操作の実験中の蜘蛛に噛まれてしまう。 その翌日、ピーターの体内で大きな異変が起こり始めるのだったが・・・。 ≪スタッフ≫ 監督はマーク・ウェブ、製作はローラ・ジスキン、アヴィ・アラド、マット・トルマック、 製作総指揮はスタン・リー、ケヴィン・フェイグ、マイケル・グリロ、原作はスタン・リー、 スティーヴ・ディッコ、脚本はジェームズ・ヴァンダービルト、撮影はジョン・シュワルツマン。 ≪キャスト≫ ピーター・パーカー/スパイダーマンにアンドリュー・ガーフィールド、 グウェン・ステイシーにエマ・ストーン、カート・コナーズ博士にリース・エヴァンス、 ピーターの伯父ベンにマーティン・シーン、伯母メイにサリー・フィールド、 グウェンの父にデニス・リアリー、ピーターの父にキャンベル・スコット、 ピーターの母にエンベス・デイヴィッツ、他にイルファン・カーンなど。 「スパイダーマン」がマーベルコミックスに1962年に登場してからちょうど50年! サム・ライミ監督、トビー・マグワイア主演による前シリーズ3部作もすごく楽しめる作品でした。 シリーズ4作目も製作が予定されていましたが、サム・ライミ監督の降板により白紙に・・・。 そして、マーク・ウェブ監督による新しいキャストでの新シリーズが製作されることになりました。 新スパイダーマン役にはジェイミー・ベル、ジョシュ・ハッチャーソン、アーロン・ジョンソン、 アントン・イェルチンなどたくさんの候補の中からアンドリュー・ガーフィールドが選ばれ、 同じく、恋人のグウェン役も多数候補が挙がる中、エマ・ストーンに決まったそうです。 前シリーズと比較して観てしまいそうですが、始まってすぐそんなことを忘れさせてくれました。 3D映像という大きな魅力、キャストもストーリーも新しくなり、最初から最後まで楽しめました。 きらびやかなニューヨークの街を飛び回るスパイダーマン、ピュアでシャイな高校生のピーター、 突然自分自身に起きた変化に戸惑うピーター、ベン伯父さんを殺した犯人を捜すピーター、 そして両親がなぜ失踪したのか真相を追及していくピーター・・・。 コミカルなシーンやラブ・ロマンスも描かれていますが、全体的にはややダークな雰囲気でした。 とは言っても、爽やかなピーターのキャラによって、決して重く感じさせられませんでした。 ピーターとグウェンの父親とのあるシーンで、日本にはちょっと嬉しい会話のやりとりが!! 主人公に大抜擢されたアンドリュー・ガーフィールドはとても良かったです。 撮影が始まったのは2010年12月で、撮影に入る前の4ヶ月間トレーニングをし、 細身の体型を変えずにパワフルなボディ作りとアクションの練習をこなしたそうです。 エマ・ストーンもとってもキュートで、ちょっとハスキーな声もチャーミングかな?!(笑) さらにリース・エヴァンスをはじめ、マーティン・シーン、サリー・フィールド、デニス・リアリー、 キャンベル・スコットなど、ベテランキャストたちによって安定感のあるドラマに仕上がっています。 エンディングで日本版テーマソング、SPYAIRの“0(ラブ)ゲーム”が流れました。 ノリのいい曲ですが、やはり最後に日本語の歌が流れるっていうのはちょっと・・・。(苦笑) オリジナル版ではどんな曲(歌)が使われているのかとっても気になります。 6月30日(土)より全国ロードショー公開されます。 ※6月23日(土)・24日(日)に3D版の先行ロードショー公開があります。 「アメイジング・スパイダーマン」 オフィシャルサイト ≪ワールドプレミア開催!≫ 六本木ヒルズアリーナ(TOHOシネマズ六本木)で世界最速となるワールドプレミアが開催され、 マーク・ウェブ監督をはじめ、主演のアンドリュー・ガーフィールド、エマ・ストーン、リース・エヴァンス、 そしてプロデューサーのアヴィ・アラッド、マシュー・トルマックが来日しました。 プレミア前に記者会見が行われ、世界各国からもマスコミが集まったようです。 イベントでは、ステージの円形トラスから、お馴染みの逆さ吊りで“スパイダーマン”が登場し、 観客の頭上を大きく2回フライングし、壁をよじ登ったかと思うと、壁の上で姿を消しました。 映画に出ていたスタントの方かどうかわかりませんが、すごくカッコ良かったです! その後、アンドリュー、エマ、リース、ウェブ監督らが順番にレッドカーペットに登場し、 ファンに数えきれないほどサインをしたり握手をしたり、手を振ったりと大サービスが続き、 その合間に、たくさんのメディアからもインタビューを受けるなど1時間以上続きました。 そして、全員がステージに集まり、コメントや質問、フォトセッションが行われました。 交際中(同棲中?)のアンドリューとエマはとても楽しそうに話していて、アンドリューは 自分のモバイルで会場の様子や隣にいるエマやリースの動画を撮って嬉しそうでした。 (残念ながら、映画館内での舞台挨拶はありませんでした。) プレミアの様子は、各局ワイドショーやネットニュースをご覧いただければと・・・。 世界最速ということもあり、セキュリティもすごく厳しくて、携帯も持ち込み禁止で預けさせられ、 もちろん、カメラやオーディオ機器類など、録画・録音できるものはすべて預けなければならず、 さらに持ち物検査、ボディチェックと、まるで厳戒態勢中の空港でのチェックインのようでした!(苦笑)

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