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テーマ:最近観た映画。(40085)
カテゴリ:試写会で観た映画
最愛の妻をひき逃げした犯人への復讐に執念を燃やす平凡な中年の男と、
反省の色を全く見せない非道な犯人という対照的な2人の姿を描いたドラマです。 “「お前を殺して、俺は死ぬ。」 愚かに、無様に、それでも生きていく” ≪ストーリー≫ 小さな鉄工所を営む中村健一は、5年前にひき逃げされ、最愛の妻久子を失った。 それ以来、妻との思い出に囚われて、絶望と孤独の日々を生きていた。 従業員たちは腫れ物に触るように健一に接し、久子の兄順一は何とか立ち直らせようと、 同僚の教師と見合いをさせるが、その場で健一は断わってしまう。 一方、ひき逃げ犯のトラック運転手木島宏は2年の服役を終えて出所した。 トラックに同乗していた腐れ縁の友人小林の家に転がり込んでいた木島は、 相も変わらぬ傍若無人な振る舞いで反省とは無縁の生活を送っていた。 そんな木島のもとに、1ヶ月前から“復讐決行日”をカウントダウンする内容の 無記名の脅迫状が毎日届くようになるのだった・・・。 ≪スタッフ≫ 監督・脚本は赤堀雅秋、プロデューサーは藤村恵子、脚本は、撮影は月永雄太、 編集は高橋幸一、美術は鈴木千奈、照明は高坂俊秀、音楽は窪田ミナ、 サウンドデザイナーは古谷正志、テーマ曲はUA “星影の小径(こみち)”。 ≪キャスト≫ 中村健一に堺雅人、木島宏に山田孝之、小林に、 久子に坂井真紀、他に谷村美月、安藤サクラ、田口トモロヲ、山田キヌヲ、 でんでん、高橋努、木南晴夏など。 原作戯曲は、赤堀監督が演出を務めた“THE SHAMPOO HAT”の舞台で ヒットしたそうで、セリフやシーンなど、舞台劇の雰囲気で溢れていました。 ひき逃げ犯の木島の行動すべてが非業過ぎて、気分のいいものではありませんでした。 妻の死が受け入れられず、犯人への復讐心を抱く健一の想いもあまり理解できず、 健一や木島を取り巻く人たちの言動や、ラストに健一が下した決着の意味も・・・。 それぞれの役に扮したキャストの熱演は素晴らしかったです。 これまでにない役柄に挑んだ堺雅人さん、徹底した鬼畜ぶりの山田孝之さん、 他にも綾野剛さんや新井浩文さんなど、個性的な俳優陣が“競演”しています。 11月17日より全国ロードショー公開されます。 (PG12指定) 「その夜の侍」 オフィシャルサイト お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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