「THE FIGHTER」予告編公開!
クリスチャン・ベールとマーク・ウォールバーグが兄弟に扮し、実在のボクサーを描いた伝記映画「THE FIGHTER (原題)」の予告編が公開されました!「THE FIGHTER」 オフィシャルサイト (アメリカ版)今作は、ボストン出身のアイルランド系ボクサー、ミッキー・ウォードと、片親違いの兄ディッキー・エクランドの半生を描いたもの。1965年生まれのウォードは、大きなタイトルこそ獲っていませんが、元世界チャンピオンのアルツロ・ガッティとの名勝負を通じて、ボクシングファンの間ではとても人気の高いボクサーだそうです。エクランドも、シュガー・レイ・レナードと対戦するほどのボクサーで、コカイン中毒となり、犯罪に手を染め、一度は刑務所暮らしをしますが、その後更生し、負け続きで引退を考えていた弟ウォードをトレーナーとして支え、見事、兄弟でリングにカムバックを果たすというサクセス物語だそうです。マーク・ウォールバーグがウォードを、クリスチャン・ベールがエクランドを演じ、他にエイミー・アダムス、メリッサ・レオ、ジャック・マクギーなどが共演しています。監督は、「スリー・キングス」「ハッカビーズ」などのデヴィッド・O・ラッセルです。予告編を観る限りでは、ボクシングを扱ったヒューマンドラマになっているようで、マーク・ウォールバーグはかなりマッチョに鍛え上げていて、クリスチャン・ベールは反対にシェイプアップした上に、生え際を剃り込んでいるみたいです。(笑)ウォードと同じボストン出身のマーク・ウォールバーグにとって念願の企画だったそうで、当初、ダーレン・アロノフスキー監督、マークと同じボストン出身のマット・デイモンがエクランド役を演じる予定になっていたそうです。しかし、マット・デイモンが降板することになり、代役にはブラッド・ピットの名前が挙がり、結局、話はまとまらず、やがてアロノフスキー監督も降板とさまざまな経緯がありました。マーク・ウォールバーグは、「スリー・キングス」「ハッカビーズ」に出演しているので、ラッセル監督とはお互いに心知れた仲で、きっとスムーズに撮影できたんでしょうね。ロシアで12月9日、アメリカで12月10日、年明けにはニュージーランドで1月20日、イギリスで2月4日、ノルウェイーで2月25日にと、それぞれ公開が決まっていますが、日本での公開日は未定となっています。ウォードのこともエクランドのことも知りませんが、キャストがすごくいいので、早く日本での公開も決まるといいなあと・・・。