2004/11/23(火)11:24
舞城王太郎『好き好き大好き超愛してる。』など、5冊読んだ。
■■□ 最近の読み終わり □■■
別宅参號に、最近読んだ本の感想をアップ。良かったら読んでくださいませ。
・舞城王太郎『好き好き大好き超愛してる。』
・竹内真『自転車少年記』
・森山東『お見世出し』
・福島サトル『とくさ』
・大島真寿美『羽の音』
なんと云ってもオススメなのが、竹内真『自転車少年記』なのだ!!
少年から大人へ、悩み傷つきながら成長していく少年たちの傍らには
いつも自転車があった、、、、、、。
これ以上ないというほど、爽やかな青春小説。
「邪悪なところがなるっきりないから、楽しめないかも…」
そう忠告してくれた人間がいたけど、もう琴線にふれまくって後半なんて泣きっぱなしでしたよ~だ!!
「素敵な小説を読みたい!」そう願う人に、強力オススメしちゃいます。
舞城王太郎の『好き好き大好き~』はストレートな純愛もの。
クセがなくて読みやすいので、今まで敬遠していた人には
格好の入門書になるんじゃないでしょーか。
ま、そんな事云ってる私自身、舞城@講談社ノベルスは未読。
来月、第1作目がついに文庫化されるようなので、楽しみにしてます。
角川ホラー文庫の2冊は、第11回日本ホラー小説大賞の短編賞&短編賞佳作受賞作が
それぞれ収録されている短編集。
どちらも独自の(妖しい)世界観で読ませてくれるのが嬉しい。
ただ怖いだけでなく、一抹の哀しみをも感じられるのがまたいいのよね~。特に『お見世出し』は。
両作家とも、読み終わって即、チェックいれました♪
大島真寿美全著作読破への道を、着実に歩んでいます(笑)。
この作品はYAなのかな。独特の透明感ある世界が、心地よいお話で。
大島真寿美さんも、やっぱり要チェックですな。