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「想いのトンネル」

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「想いのトンネル」

kita1



いつも引き戻されていた想いから

やっと開放された日々

見守る貴方の温かさに感謝し

明日へと目を向けさせてくれた



苦しく切ない

想いのトンネルは

何処まで続くのか

心曇らせていたはずが



人を頼りきれる穏やかさを

今、教えてもらっている

貴方の大きさに甘えきれる女の喜びを

今、全身で感じ取っている



西の桜散る頃

北の桜は満開に

長かった想いのトンネルの先に

待ち受けていたものは

桜彩る暖かな春の日の朝陽



2004.4.8


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