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頭が睡眠を欲求している。昨晩は早めに寝たのにまだ寝たりない様だ。リビン
グからは子供達のはしゃぐ声が聞こえてくる。昨日そういえば、下の子が初め て歩行機にのったのだ。色々動けることが楽しいようで必死に足をパタパタと 動かしている姿が脳裏に浮かんだ。重たい体に気合を入れ、起き上がる。軽い 立眩みがした。 アモキサン25m×2、レキソタン2m、トリプタノール10m、スルピリド100m、テノ ーミン25mを服用する。 下の子は嬉しそうに歩行機に乗っていた。自分で動けることがとても嬉しい様 だった。上の子はそんな下の子を見ているのが楽しいようで、必死に後を追っ ていた。 下の子の手足口病もだいぶ落ち着いたので今日からまた保育園に行く事になっ ていた。 子供達が保育園に行く時間になったので見送った。そして一人になった。なん だか苦しい。淋しい。そんな思いが迫上がってきて、胸を締め付けた。それに 抵抗するように僕はニコチンを体内に充満させていく。 気分が落ち着いてきたので出勤することにした。外は生憎の雨。今週はずっと いい天気だったので今日の雨には滅入るものがある。行くぞと独白し、気合を 入れて外に踏み出した。生ぬるい空気と雨がとても鬱陶しく、歩く歩調に影響 が出るくらいだ。必死の思いで駅まで歩いた。駅に着いたときには既に疲労感 で一杯だった。滑り込んでくる電車内に足を踏み入れるのがとてもしんどかっ たが何とか乗ることが出来た。 自販機でHOPEメンソールを買い、オフィスに入る前に一本完全に灰にした。 自席につき、メールなどを一通りチェックし、今日のスケジュールを頭の中で 簡単に立てた。 午前中はセミナーに参加する事になっているので、そのセミナーに参加する事 にした。会議室に行ってみると誰もいない。もう一度今日の詳細を確認するた めにスケジュール張を見てみた。どうやらセミナーはピクチャーテルを使った 遠隔セミナーのようだった。つまり僕達がテレビシステムをセミナー会場に接 続する必要がある。誰もいないし、一人で参加しても無意味なセミナーに思え たので参加する事を辞退した。 アモキサン25m×2、レキソタン2m、トリプタノール10m、スルピリド100mを服 用する。 お昼は久しぶりに妻と食べた。妻に聞くとラーメンが食べたいと言うのでラー メン屋に足を運んだ。それにしても妻のラーメン好きは凄いものがある。 食事も終え、銀行で給料の確認と各種振込みを行った。早く無くなれ住宅ロー ン。 午後、いつものルーチンワークをしようとしたが、問題発生。今まで見てきた 資料は必要な情報が纏まっていたので簡単に作業が出来たが、今回以降の資料 には纏めがない。困った。上司に相談するべきだが、ハイペースで進めてきた 仕事なのでまだ言うわけにはいかない。来週中ごろにでも伝えてみよう。 暇になったので前職までの仕事のお手伝いをすることにした。久しぶりに技術 的な仕事をしたので嫌な汗が出そうだったが、なんだか新鮮な感覚もあった。 夕刻、アモキサン25m×2、レキソタン2m、トリプタノール10m、スルピリド100m、 テノーミン25mを服用する。 今日は友と飲むことになっている。楽しみにしていた再会なので少し気分は高 揚していた。二子玉川で待ち合わせた。ここで突然、鬱の波が押し寄せてきた。 友が待ち合わせ場所に現れたが、まともに目を合わせて会話することが出来な い。何を食べようかという問いかけにも無言の返答しか出来なかった。 友は帰ることを提案したが僕は首を左右に振ることしか出来ない。友が先導し てお好み焼き屋に行くことにした。お店に入っても僕は下を向いて何も話す事 が出来ずにいた。目の前に置かれたビールを黙々と飲む。友に薦められ胃の中 にお好み焼きを詰め込んでいく。次第に少しずつ心の揺れが小さくなっていっ た。漸く普通に話す事が出来るくらいにまで上がってきた。安堵の溜息をつい たが鬱の波はまたすぐに押し寄せた。もう存在していることが辛くてしかたが ない状態だった。友にそのことを告げると、帰るように促された。 帰りの道、友に謝罪のメールをいれた。友は僕が僕で居るならそれでいいと返 事をくれた。次は少しは笑って会えたら良いなと思いながら雨の中家へと向か った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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