2007/01/12(金)16:42
〆価格はヒゲで
そろそろ年度末を見据えたお仕事を考えないといけません。
三月が期末ですので、それまでにカタログなどを作らないと、制作費が翌期に零れてしまいます。
となると、三月末までに、新規カタログ三本同時進行などという、修羅場が巻き起こるワケです。
その予兆となる打ち合わせを、今日だけでいくつかコナシテいるのですが・・・
そこで、一番恐れられている言葉が「価格はヒゲ」。
ヒゲとは、「~」マークのコト。
製品の価格は、年度によって、見直されます。
カタログに入っている価格も、当然変更となるハズです。
ところが、価格が決まらない、承認されない、という悲劇が、時々、時たま、たまに、いえ私が担当すると頻繁に起きるのです。
決まらないとどうなるか?
\18,000,000.-~、みたいな表記になってしまうのです。
そう、これが「~(ヒゲ)」です。
なぁんだ、最後に一文字はいるダケじゃない、なんて話ではないのです。
まず、決定稿が出ないので、作業の進行が遅れがちです。
エンドが決まっているというのに・・・
ひどい時には、遅れた上に、半ページ分の価格リストにヒゲが入ってしまうコトがあります。
すると、リストは一気に一行。
(例え話。30種類のビールが、同じトコから輸入されていて、30種全部が価格が違う。普通はAビール230円、Bビール240円・・・と30行のリストになる。ここで輸入レートが折り合わず、価格が未決定になってしまうと、ビール各種30種類\200.-~となって一行になってしまう)
ページ半分を真っ白にしておくワケにはいかないので(やってみたいですがw)、レイアウトのやり直しです。
最悪、ページ数の変更まで出てしまうコトもありえます。
そうなったら、レイアウトどころか、コピーまで改変して、ページをマトメるしかありません。
キャッチフレーズをもっと大きく?
どこに入れるんじゃい、って泣くのです。
ですから、この時期に新製品なんて言われると、つい聞いてしまいます。
「ソレ価格にヒゲ生えてませんか?」