2007/04/10(火)18:24
◇レジンキャストミルク(6)
レジンキャストミルク(6)
電撃文庫
著者: 藤原祐
出版社: メディアワークス /角川GPメディアワークス
サイズ: 文庫
ページ数: 315p
発行年月: 2007年03月
ISBN:9784840237635
本体価格 610円 (税込 640 円)
ご注意:
この日記には、上記の本の内容が一部記載されています。未読の方、ストーリー・結末などをお知りになりたくない方は、お読みにならないコトをお勧めします。
レジンキャストミルク、レジンキャストミルク(2)、レジンキャストミルク(3)、レジンキャストミルク(4)、レジンキャストミルク(5)、れじみる。に続く七冊目。
前シリーズ後半のような、気持悪さが出てきている。
登場人物が、自分の欲望にのめり込んで、作者がそれに酔ったようなモノを書く。
感情移入できないので、読者置いてきぼり状態。
という臭いがしてきている。
主人公の「孤独の欠落」は、どうなったんだろう?
それを抱えた人間の反応は、ああなの?
あまり意外でない展開を衝撃と言いたいようだけど、行き当たりばったりッポク感じる。
そう感じさせてしまうのが、文章力の限界なのだろうか。
・本作品面白度:△
・次回作期待度:△
この本を片手に、桜の下で一升瓶ビールはいかがですか?