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テーマ:猫のいる生活(135909)
カテゴリ:√防-ボウサイ-
住んでいる市の避難所開設・運営マニュアルに、「ペット置場:校庭鉄棒付近」「収容施設から離れている場所」と書かれており。
更に、市が配布しているペット同行避難のチラシには、「原則として、避難所内(学校の体育館等の屋内)にはペットは入れません。校庭等に飼育場所を設けることとなります。」と事実上、同行避難拒否の扱いです。 このため、9/28市長に、避難所開設・運営マニュアルの改善要望を出しました。 回答なければ、環境省に、自治体への指導に関して問い合わせと要望する準備しているところに、回答がきましたので、ご報告いたします。 【市からの回答内容】 この度は■■メールをいただきまして、ありがとうございます。 また回答が遅くなりましたこと、深くお詫びいたします。 お問合せの件につきまして、市長より回答するよう指示がありましたので、担当課であります■■■■より回答いたします。 今回、■■様にお問合せいただきました、避難所開設・運営マニュアルの改訂のご要望につきましては、近年、ペットは家族同様に生活されている方達が多くなり、ペットと同行避難をされる方達への対応が重要となりました。 しかし避難者には、乳幼児、高齢者をはじめとする要配慮者の方々や、動物が苦手な方、アレルギーをお持ちの方などが生活する場所になります。 ペットの安全や健康を守るとともに他の避難者に迷惑にならないように対策を行なうことが必要であると考えます。 この避難所開設・運営マニュアルは避難所となっている学校ごとで作成するマニュアルの参考としてお示ししているもので、各学校の特性により適切な対応をすることにしております。 各避難所におけるルール作りにつきましては、市立小中学校を中心とした地域等で避難所運営委員会を立ち上げ、検討を重ねているところであり、この中で今回頂きましたご意見を参考にさせていただきたいと思いますので、ご理解賜りたいと存じます。 以上をもちまして回答とさせていただきます。ご不明な点等がございましたら、下記の連絡先までお問い合わせいただきますようお願い申し上げます。 (連絡先) ----------------------------------------------------------------- 内容を簡単に書いてしまえば、なんも決まってないし、結局現場対応だけど、まあ参考にするね、だ。 1ケ月かかっての回答にしては、お粗末だが、行政とは、そういうモノだろう。 気になる点をあげていこう。 ・動物が苦手な方、アレルギーをお持ちの方などが生活する場所になります。 平成26年度修正地域防災計画によれば、介助犬は屋内に入れ、専用スペースを確保する、とある。 専用スペースが個室になるとは限らないので(体育館の角であれば)アレルギー持ちに配慮していない結果となる可能性がある。 そして、同じ犬なのに差別するな、という意見が災害時だからこそ出るのは、想像できる。 食品のアレルギーも含めて、アレルギー持ちの方を隔離する方が、アナフェラキシーなどを防げていいのだろうか。 また、「苦手」という言葉は、非常に危険だと思う。 子供が「苦手」、泣き声が「苦手」、いびきが「苦手」、ほこりが「苦手」、男性が「苦手」、言いだしたらきりがない。 「苦手」な人がいたら、避難所から、排除していくのだろうか? 体調不良につながるアレルギーと「苦手」は区別する必要があると考える。 ・各避難所におけるルール作りにつきましては、市立小中学校を中心とした地域等で避難所運営委員会を立ち上げ、検討を重ねているところ 避難所運営委員会には、ペットに関してのアドバイザーもしくはエキスパートは入っているのだろうか? 犬を飼っている人が、ドヤ顔で、鉄棒につないで、雨がしのげれば平気、とか言っていないだろうか。 哺乳類だけではなく、(避難所で受け入れるかは別として)爬虫類、鳥、虫、魚、無脊椎がペットとして存在することを理解した上で、検討しているのだろうか。 せめて、事前にこの施設は何のペット可、という情報が公開されてほしい。 また、災害は人を待ってくれない。 この検討は、いつまでと期限を切っているのかも不明。 個別検討が終わっていないので、マニュアル通りに、校庭のみ、となりそうで不安だ。 ・学校ごとで作成するマニュアルの参考としてお示ししているもので、各学校の特性により適切な対応をすることにしております 非常に危惧を覚える。 先の個別ルールだけでは対応できない現場対応が必ず出るが、誰が「適切な対応」の決定者になるのかは不明。 市の平成26年度修正地域防災計画によれば、問題が生じた場合は環境部を通じて、関係機関にペット対策を要請する、とある。 曖昧だ。 災害時だから、迅速な決定が優先で、合議制でなく、ワンマンでだろうから、避難所運営委員長が、権力者として君臨するのだろう。 まさか、動物を好きか嫌いかでは判断しないとは信じたいが、学校の特性というより、避難所運営委員長の特性で決まってしまいそうだ。 勘違いした権力者によっては、ペットを校庭にすら入れられない可能性があるのだ。 避難所運営委員会の構成には、施設管理者が入っている。 つまり、校長だ。 一番近くの学校の校長は、教育指導に偏りがある人物なので、非常に心配だ。 ペット可の避難所のはずが、当日行ったら門前払いという事態を避けられるようにしておきたい。 とりあえず、市へ回答をもらった返信を行った上で、更に質問をしていきたいと考えている。 ----------------------------------------------------------------- 【市からの回答に対する返信】 ■■市■■■■課■■様 ■■市在住の■■でございます。 市長メール(9/28発信)へのご回答いただき、ありがとうございました。 また、返信が遅くなり、申し訳ありませんでした。 平成26年度修正■■市地域防災計画では、介助犬であれば屋内に入れるなど、現場でのトラブルが予想される内容となっております。 また、■■■■■市議会議員のように、票集めのためにペット同行避難を推し進めようとする動きもあり、最終的にペット及び飼い主の不利益になることを危惧しております。 いくつか質問もありますので、整理し、またご連絡させていただきたいと考えております。 お忙しいところ、ありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015/10/28 12:43:48 PM
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