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メタボ&ダイエット研究所リーンバルク実験室

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まみ夜

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2019/02/03
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テーマ:糖尿病(2602)
カテゴリ:凸減-ケンコウ-
具体的な手技、「角膜をメスて切って、注射針つっこんで粉薬入れる」は、教えてもらったが、座ってやるの?とか、瞼を某柑橘な映画みたいに固定するの?とかについて、聞いていなかった。
眼に注射だけでお腹いっぱいで、それどころじゃなかったからだ。
しかも、「来週ね」という気軽でスピーディーな展開に、ついていけていない。

が、いつものように視力を測りに、いつもの検査室(蛍光眼底撮影やレーザー光固定術をやった部屋)に入る、と隅っこのベッドにタオルが敷かれていたので、少なくとも横にはなれるようだ。

さっさとやってほしかったのだが、まず瞳孔拡張の目薬。
一種類のみだったけど、白内障手術の確認のためか、右目も。
ひたすら眩しいだけの世界で待っている、と呼ばれて、再び検査室へ。

予想とは違い、ベッドではなく、蛍光眼底撮影の椅子に座らされた。
ツンデレ先生が、手持ちのレンズで眼底を見ようとして、うまくいかずに一度、退出。

「診察室もらえなかったので」
戻ってきての第一声がそれ。
最近、眼科医が増え、重症患者ばかりを担当しているツンデレ先生は、診察室にあぶれてしまったらしい。

小柄なツンデレ先生は、立っている、と座高の高い自分に合わず、座ると低いので、自分が縮んで、と二人で伸びたり縮んだりをしながら、眼底を見てもらう。
今日の先生は、カワイイが、なんだろう、この不安な感じ。

ベッドに移されて、看護師さんに、氏名生年月日、処置するのは「左目」の確認。
しばらく、ベッドに放置されていて聞こえてきたのは、さっきの看護師さんが、新人らしい看護師さんに指示を出す声。
「その針じゃ、眼に刺さっちゃうでしょ。先の丸まった針。メスで切った角膜の下に針を入れて、膜と膜の隙間に、薬を詰め込むの」
丸聞こえで、痛そうだから止めて。

左眼の横に、脱脂綿のシートのようなものがテープで貼られた。
「いろいろ垂れないように」とのことで、いろいろって血?と顔に出たのか、「麻酔とか、消毒とか、目薬いっぱい使うから」と慌てて看護師さんにフォローされるが、新人さんへは、「髪や服に血とかつかないように」と説明していた。
丸聞こえで、出血多くなりそうだから止めて。

麻酔の目薬をされて、効くのを待っている、と気配が頭の方に座る、が視界はボンヤリで、誰かはわからない。
「ベッド上げるか、装置下げないと、見えない」
どうやら、ツンデレ先生だ。
声の方向だけ聞いている、と疑似膝枕っぽくていいぞ。

ベッドが上昇し、「うーん、見えない」。
左側にある白いボンヤリしたのが、顕微鏡のような器具で、それを見ながら注射をするようだ。
ベッドが上昇したり、下がったり。
「ボンヤリして見えない」
丸聞こえで、不安になるから止めて。

再び、氏名生年月日「左目」をツンデレ先生に確認された。
「眼の周りを拭くので、眼を閉じて」
両目を閉じる、と右目を拭われる感覚。
両方、拭くのかな、と思っている、と間。
「先生、左目もお願いします」と看護師さん。
「・・・さ、さーびす?」とツンデレ先生。
丸聞こえで、動揺しているのがわかるから止めて。

無事、左目周りも拭かれ、「ひだりめー」と、つぶやきながらの先生&看護師さんに、穴の開いた布を顔にかけられた。
穴の淵についているテープを、上から押して貼られ、外見エレファントマンに変身させられて、ようやく「ひだりめー」の詠唱は終わった。
丸聞こえで、呪われてるみたいだから止めて。

なんだか、気が抜けて、油断していたら、「眼を大きく開けて」
ボンヤリ、とピンセットのようなものが見えた、と思ったら、瞼が固定された。
これが、某柑橘なヤツか。

よかったのは、瞳孔が開いているからか、瞼が無理矢理開いているせいか、ほぼ何も見えない。
おかげで、メスが近づいてくる、など目撃せずにすみそうだ。

「これ痛い?」
唐突に聞かれて、何も感じないので、「分からないです」と答えたら、チクっと、いやズブっと痛み。
「それ、痛いです!」と慌てて言い直すが、「もういいから」と申告というか苦情を無情に受け付けないツンデレ先生。
歯科医の、「痛かったら左手上げて」ルールみたいのはないのか?
まあ、アレも「あとちょっとだから」とか「我慢して」とかスルーされるよね。

さっきは、見えなくてよかった、と思ったが、今は見えないのが怖い。
痛みはないが、眼の奥で何かが蠢いている。
頭は固定されいないので、動こうと思えば動けるけど、動いていい事なんてあるはずもなく、指先をワキワキと動かして、必死に耐える。
密教の手印を結んでやろうか、とも現実逃避気味に思ったけど、結び合わせる、と肩に力が入って首、頭が動きそうで怖い。
「消毒」
目薬がかけられ、瞼の固定具が、布が除かれ、終わったのだとわかった。
力が抜ける。
「軟膏」
油断している眼に、軟膏のサプライズ。

眼に注射もキツイが、今更だけどステロイドでナチュラルじゃなくなったのもマズイ。
それが、このときの自分。

メタボがBMI22以下にしたダイエット実体験の記録







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最終更新日  2019/02/03 08:02:29 PM
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