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テーマ:糖尿病(2602)
カテゴリ:凸減-ケンコウ-
具体的な手技、「角膜をメスて切って、注射針つっこんで粉薬入れる」は、教えてもらったが、座ってやるの?とか、瞼を某柑橘な映画みたいに固定するの?とかについて、聞いていなかった。
眼に注射だけでお腹いっぱいで、それどころじゃなかったからだ。 しかも、「来週ね」という気軽でスピーディーな展開に、ついていけていない。 が、いつものように視力を測りに、いつもの検査室(蛍光眼底撮影やレーザー光固定術をやった部屋)に入る、と隅っこのベッドにタオルが敷かれていたので、少なくとも横にはなれるようだ。 さっさとやってほしかったのだが、まず瞳孔拡張の目薬。 一種類のみだったけど、白内障手術の確認のためか、右目も。 ひたすら眩しいだけの世界で待っている、と呼ばれて、再び検査室へ。 予想とは違い、ベッドではなく、蛍光眼底撮影の椅子に座らされた。 ツンデレ先生が、手持ちのレンズで眼底を見ようとして、うまくいかずに一度、退出。 「診察室もらえなかったので」 戻ってきての第一声がそれ。 最近、眼科医が増え、重症患者ばかりを担当しているツンデレ先生は、診察室にあぶれてしまったらしい。 小柄なツンデレ先生は、立っている、と座高の高い自分に合わず、座ると低いので、自分が縮んで、と二人で伸びたり縮んだりをしながら、眼底を見てもらう。 今日の先生は、カワイイが、なんだろう、この不安な感じ。 ベッドに移されて、看護師さんに、氏名生年月日、処置するのは「左目」の確認。 しばらく、ベッドに放置されていて聞こえてきたのは、さっきの看護師さんが、新人らしい看護師さんに指示を出す声。 「その針じゃ、眼に刺さっちゃうでしょ。先の丸まった針。メスで切った角膜の下に針を入れて、膜と膜の隙間に、薬を詰め込むの」 丸聞こえで、痛そうだから止めて。 左眼の横に、脱脂綿のシートのようなものがテープで貼られた。 「いろいろ垂れないように」とのことで、いろいろって血?と顔に出たのか、「麻酔とか、消毒とか、目薬いっぱい使うから」と慌てて看護師さんにフォローされるが、新人さんへは、「髪や服に血とかつかないように」と説明していた。 丸聞こえで、出血多くなりそうだから止めて。 麻酔の目薬をされて、効くのを待っている、と気配が頭の方に座る、が視界はボンヤリで、誰かはわからない。 「ベッド上げるか、装置下げないと、見えない」 どうやら、ツンデレ先生だ。 声の方向だけ聞いている、と疑似膝枕っぽくていいぞ。 ベッドが上昇し、「うーん、見えない」。 左側にある白いボンヤリしたのが、顕微鏡のような器具で、それを見ながら注射をするようだ。 ベッドが上昇したり、下がったり。 「ボンヤリして見えない」 丸聞こえで、不安になるから止めて。 再び、氏名生年月日「左目」をツンデレ先生に確認された。 「眼の周りを拭くので、眼を閉じて」 両目を閉じる、と右目を拭われる感覚。 両方、拭くのかな、と思っている、と間。 「先生、左目もお願いします」と看護師さん。 「・・・さ、さーびす?」とツンデレ先生。 丸聞こえで、動揺しているのがわかるから止めて。 無事、左目周りも拭かれ、「ひだりめー」と、つぶやきながらの先生&看護師さんに、穴の開いた布を顔にかけられた。 穴の淵についているテープを、上から押して貼られ、外見エレファントマンに変身させられて、ようやく「ひだりめー」の詠唱は終わった。 丸聞こえで、呪われてるみたいだから止めて。 なんだか、気が抜けて、油断していたら、「眼を大きく開けて」 ボンヤリ、とピンセットのようなものが見えた、と思ったら、瞼が固定された。 これが、某柑橘なヤツか。 よかったのは、瞳孔が開いているからか、瞼が無理矢理開いているせいか、ほぼ何も見えない。 おかげで、メスが近づいてくる、など目撃せずにすみそうだ。 「これ痛い?」 唐突に聞かれて、何も感じないので、「分からないです」と答えたら、チクっと、いやズブっと痛み。 「それ、痛いです!」と慌てて言い直すが、「もういいから」と申告というか苦情を無情に受け付けないツンデレ先生。 歯科医の、「痛かったら左手上げて」ルールみたいのはないのか? まあ、アレも「あとちょっとだから」とか「我慢して」とかスルーされるよね。 さっきは、見えなくてよかった、と思ったが、今は見えないのが怖い。 痛みはないが、眼の奥で何かが蠢いている。 頭は固定されいないので、動こうと思えば動けるけど、動いていい事なんてあるはずもなく、指先をワキワキと動かして、必死に耐える。 密教の手印を結んでやろうか、とも現実逃避気味に思ったけど、結び合わせる、と肩に力が入って首、頭が動きそうで怖い。 「消毒」 目薬がかけられ、瞼の固定具が、布が除かれ、終わったのだとわかった。 力が抜ける。 「軟膏」 油断している眼に、軟膏のサプライズ。 眼に注射もキツイが、今更だけどステロイドでナチュラルじゃなくなったのもマズイ。 それが、このときの自分。 メタボがBMI22以下にしたダイエット実体験の記録 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019/02/03 08:02:29 PM
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