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カテゴリ:日記
(でも貴方は私たちの声を聞かぬようにしている。 私の波が届いているはずなのに、気付かぬふりをしている、 気付かせぬように自らを学習と思索に埋没させている。 私が気付かないと思って? 見逃すと思って? 貴方が遊ばない理由を私は知っている、貴方は遊べない、 なぜなら私の声が聞こえるから、それが貴方の気分を悪くさせ、 それが周囲に伝染することを貴方は恐れる。自分以外を幸せにしたいから。 バカねぇ、あはは。救いようがない。 貴方が誰かを幸せにしようとしても、その人は幸せにならない、 人は自ら幸せと思わなければどんなに恵まれていても幸せになれないから。 貴方もまた滑稽な喜劇役者。人生の大半を人に捧げ、 しかし幸せは帰ってこず、裏切りだけが帰ってくる、 老人になればそう勝手に感じて人類を呪う、浅はかな信仰者。 我々が笑いころげる本物の愚か者。 お帰りなさい、ここが貴方の故郷、永遠の喜劇舞台。) (忘れたのかい? あなたの礼賛の声が蘇るその時は、私たちも蘇るということを。 ならば思い出させよう。百万の嘲けりと一千億の罵倒の二重奏を貴方に聞かせよう) (善の泉から生まれた灰色の嘆きと、 希望の霧から生まれた倦怠を貴方に届けましょう) 来るがいい。懐かしい声よ、受けてたとう。 だが僕は勝利する! きさまら、私が高揚すれば貶め、沈めば嘲笑する自分に、 最後の時に勝利する、それが僕の人生の勝利だ! なるほど、僕は貴様らに何度も絶望させられるだろう、 悲観を聞き、腐った泉を見て、死臭のするようになった草原を感じるかも知れぬ。 だがそれにすら私は勝利して、人間を礼賛するだろう! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
May 28, 2004 11:57:26 PM
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