星が見える名言集

（あっはは……あっははははは！）

（太陽？　太陽だって？　君が？）

（闇に安住し、ここが僕らのシャングリラだ！と叫んだ阿呆はどこにいったんだ？）

（青空を汚し、泉を腐らせ、なにもかもを呪い、憎んでいた汚れきったお前が！　太陽だと！？）

（あっはははは……やっぱり違うなあ、君は！
　本物の喜劇役者だ！　もう息ができないくらい笑ったよ！

　だから死ね。）

　…………だが！　僕は真っ直ぐにこの道を行こう。
　僕を迷わせ、膝をつかせようとするお前たちを笑ってやる。
　僕はまっすぐに進もう。思うところを成していこう。

（ふふ。そして貴方もついには辿り着くのよね。
　喜びの町、祝福の町へ。そして知るのよ。
　そこにも裏路地があることを。

　あっはっはははは！　お疲れ様、聖職者さん。
　貴方のおかげでこんなに人間の姿をした豚が増えました！
　おめでとう！　貴方は理想郷を作り上げたわ！　豚小屋という理想郷を！）

　違うな。それは現在を拡大しただけの未来だ。
　何も変質しない、現在にとらわれすぎた未来だ。
　その程度の幻想で僕が絶望するとでも思ったか？
　人は豚にもなるが偉人にもなれる。そんなことは昔から当たり前のこと。

　嘆くよりは行動を。それでお前の誘惑は無力化、終了だ。
　僕には何の意味も成さない。

　そして僕は明日も前進する。