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Nov 14, 2005
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カテゴリ:教育

「クレーマーの第二の揺るぎない考えは、
 外交問題で他の何よりも重視しなければならないのは力だ、というものであった。

 彼のいう力とは、政治力であり、究極的には軍事力であった。
 クレーマーに言わせれば、外交問題で真剣な考慮に値するそれ以外の要素は唯一つ、
 超国家的な理念、たとえば宗教勢力ないしはマルクス主義のような現世的な主義信条である。

 もちろん、歴史家としても図抜けていた素養のあったクレーマーは、
 スターリンのように『法王は何個師団を保持しているのか』といった馬鹿げたことは言いはしなかった。
 けれども、超国家的な理念は本質的に、国益ないしは国力の制約となる、と見ていた。
 一般に国家は、国益に反する行動を、自らのイデオロギーの故にとるようなことはない。
 けれども国家はしばしば、最も国益に適う行動をとることを、
 自らのイデオロギーによって制約され、その結果として通常、手痛い目にあう、というのが彼の考えであった。
 地下のチャーチルもドゴールも、クレーマーのこの考えに共感を表明するに違いない。」

…P・F・ドラッカー 傍観者の時代





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最終更新日  Nov 16, 2005 10:00:19 PM
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