鹿狼山の原生林
鹿狼山(かろうざん)は、宮城県との県境、阿武隈山地の北端にあたる新地町のシンボル。標高 は430メートル と比較的低い割には頂上からの眺めが見事で四季を通じて登山の 楽しめる眺望の山です。a posted by (C)coolway2まずは、駐車場に車を留めて、ベンチ脇が登山口です。b posted by (C)coolway2すぐに鳥居が現れます。c posted by (C)coolway2さらに歩くと、道しるべと、熊注意看板、そして「ふくしま緑の百景」の石碑があります。d posted by (C)coolway2b posted by (C)coolway2ふくしま緑の百景の石碑の写真を撮影して戻りました。c posted by (C)coolway2眺望の良い場所からe posted by (C)coolway2駐車場から300メートル上がると、鹿狼の湯があります。f posted by (C)coolway2ここは12時から14時まで、蕎麦とうどんの食事ができるとのことです。g posted by (C)coolway2明治初期より続く一軒宿で、客室と湯処からは太平洋を一望でき、 レストランからは鹿狼山の四季を楽しみながらお食事が出来る旅館とのことです。相馬市に戻って、翌朝ホテルから鹿狼山を眺めました。i posted by (C)coolway2鹿狼山には伝説があるとのことです。昔、ある山に長い手をもった一人の仙人が棲んでいた。動物が好きで老いた鹿と白狼とを可愛がっていた。そしていつもこの山に腰をかけては、四方を眺めていた。或る日、腹がすいたので、あたりを見廻して、東の海に貝があるのを見つける。一つ食べてみると非常においしかったので、それからは、貝を常食するようになった。その貝殻は、麓の村に棄てられ、それが高く積って丘のようになったのが、今に残る貝塚ということである。この巨人を明神として祭り、山を鹿狼山と呼ぶようになったということである。(『相馬伝説集』)