2010/08/01(日)02:29
今月の読書メモ《2010年07月》その2
ところでこの前、さらの体操教室の迎えに出かけようとしたところ、
車のキーがないっ!!
あわてふためきパニクりながらも探しまくったけど、ないっ!!
どうしようどうしよう、バスは数時間に一本しか通ってないし、
もちろん流しのタクシーなんか拾えるような土地ではない。
体操教室では最年少のさらだけ練習時間が短くて、一人体育館の外で私を待っており、
遅れていくと心細くなって泣きだすのは必至。
(以前私が事故って遅れて行った時ギャン泣きしてた…)
困った私はお隣さんの家に駆け込み「す、すみません、ちょっと車貸してください」
お隣さんも「はぁ!?」って感じだったと思うけど、
事情を話すと「早く行ってあげて!」と快く貸してくださり事なきを得ました。
なにかとお世話になるお隣さん…本当にすみません…(T▽T)
で、キーはというと、家具と壁の隙間に押し込んであるのを発見。
↓もちろん犯人はこの人。
近くにあるもの(クッションとか私とか)に足をぴったんこするのがブームらしい。
先々週にはクレジットカードがなくなって、
カード会社や警察に連絡したりの大騒ぎしたし(ピアノの下から見つかった)、
本気でこれを買おうかと考えてる今日この頃です。
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さて読書メモ。
八日目の蝉 角田光代
不倫相手とその妻の間に生まれた子供を誘拐し、逃亡しながら5才まで育てた主人公。
物語の後半は、誘拐された子供が成長してからの視点で描かれていて興味深く。
ラストに少し救われたような感じでした。
民王 池井戸潤
総理大臣と、大学生のドラ息子の中身が入れ替わって…!?
気軽に読める政治エンターテインメント。
体脂肪計タニタの社員食堂
低カロリーでお腹いっぱいの社員食堂。
こんな社員食堂があったらそれだけを目当てに入社したくなるなぁ。
料理本は見てるだけで楽しいなぁ~。
サウスバウンド 奥田英朗
元過激派活動家の父を持つ6年生の二郎。
父子関係を軸にした二郎の成長&家族の物語。
良し悪しは別としても、ぶれない信念をしっかりもった親に育てられる子供、
信頼しあう夫婦の元で育てられる子供は幸せだなぁと感じたことでした。
地獄の虹 毛利恒之
死刑囚から牧師へ…。
戦争に翻弄された一人の男性の人生を追ったノンフィクション。
実話だけに主人公の人生がずっしりと重く、いろいろと考えさせられました…。
ファミリー・シークレット 柳美里
柳美里って「命」以来久しぶりに読んだ…。
相変わらず「その話はもう聞いたよ」ってこと、繰り返し繰り返し書いてる。
それだけこの人の傷は深く、病理が重いということだろうと思う。
息子さんを虐待しているという。
この人の息子さんとうちのりんは同い年なので、なにかと動向が気になる人ではあるのです。
臨床心理士とのカウンセリングの場面をかなり詳細に取り入れてあるんだけど、
このカウンセリング、どうなの!?ってかなり疑問。
だいたいこんなたいへんな人が、たった5回や6回のカウンセリングで
どうにかなるわけないし、
カウンセラーの解釈というか心理教育をぐいぐい押しつけて、
柳さんはその解釈や質問に対してとんちんかんな答えをしてるのに
(つまりカウンセラーの解釈が柳さんの心にまだ届いていない)、
カウンセラー主導でどんどん話を進めちゃって、
しんどい過去を掘り返すだけ掘り返しといてハイさよならって…。
案の定カウンセリング終了後、症状が悪化してますますたいへんそうになってるし…。
なんかモヤモヤしたまま読了した本でした(´Д`)=3
読書メモその1もよろしくね♪