青い空の下で

2006/01/03(火)08:53

正月、従兄弟達の中で

りおの日常(54)

明けまして、おめでとうございます。 日記を始めて、2回目のお正月を迎えました。拙い日記ですが、私にとっては心の支えであり、振り返れば息子の成長を知るよすがともなっています。これも、暖かく見守ってくださる皆様のお陰と感謝申し上げます。 皆様、そしてご家族のご多幸を心よりお祈り申し上げます。 新年初の日記ですが私らしく愚痴モードです。おめでたい季節に申し訳ありません。 元日、実家へ行った。弟一家も来ており、子供の多いにぎやかな正月で楽しいひと時ではあったのだけれど、健常の子供達の間に入ると息子りおの課題がはっきり分かる。これはやはりへこむ。 りおは「部活に入ったんだよー。」などと話題自体は適切だったのに、話すタイミングが分からない。相手がこっちを見ていないときにいっても誰も聞いてくれないってば。 トランプを始めると低学年の子供より付いて行けない。まず、手先が不器用なのでカードを揃えるのが遅い。私が相手をしているときはもう、慣れているからゆっくり待ってやるのだけれど、他の子供って本当にあっという間にカードを揃え、不要なカードを捨ててみせる。遅い子には小さい子が相手でも容赦なく、「おまえ、おそいよ!」と声が飛ぶ。もちろん、りおにも。知っているゲームだったけれど、8切りだの5飛ばしだのローカルルールが加わって、りおは混乱する。何回かはやっていたけれどついには切れて、別の部屋に行ってしまう。 一つ違いの男の子は頭もよく、少々生意気なところもあって、ここ1,2年りおをバカにするようになってきているし。 りおは成長している。そもそも、低学年の頃は一緒に混ざることもできなかったのだ。子供達が集団でテレビを見ているときでさえ、隅で絵本を見ていたり、プラレールで遊んだりとマイペースだった頃に比べれば格段に人とのかかわりに関心を持ち、一緒に遊びたいと思っている。ただ、混ざるとできないことに一杯ぶつかる。離れていれば一人が好きな子ですんでいたのだけれど。 これが普通の社会というものだ。学校を出たらこういう、いやもっと厳しい人間関係が待っている、と改めて感じさせられる。

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