2011/05/22(日)22:48
共有地管理組合
公民館文化振興会の全体会と団地の共有地管理組合総会
その二つが今日同じ時刻にバッティングしていたのに、
管理組合の総会が節電という名の東電御輿担ぎの影響で、午後早々に繰上になったのね。
んだものだから、管理組合は欠席の委任状を出しておいたのに
両方出なければならなくなっちゃったんですの。(ええこっちゃないかい?)
共有地というのは、小公園一つと防火用植樹帯の2カ所あるのですが、
例年管理組合費としての集金を何某かずつ集めているのですヮ。
ところがこの積立額(本来は繰越額だが)高額になったので、各戸●万円ずつ返却する。
というのが、今回の中心議題。
本当は、これっておかしいんですよね。
年間集金額の合計から当該年度に執行する予算を組んで、執行して、
残金が出てもいいのですが、
年2回の共同清掃のときのビニール袋と軍手、
数本の竹箒何年かに1回プラスティックの箕
そんな物を買う程度にしては、非情に高額な1戸あたりの負担額なのです。
それはそもそも公園内の樹木灌木の剪定、
防火帯の数年に1回の伐採に執行する金銭なのですよ。
わが家は公園に面していますが、直接面しているのは8軒、
防火帯には4軒ほどしかありません。
20数件でこの費用を担いでいるので、
直接面していない所帯は納金だけであまりその利益は無いのですよ。
数年前に私が組合長をしたときに、当然の執行事業として公園の樹木剪定、
防火帯の枝の伐採を
私の仕事の関係の造園業者さんに破格の費用でお願いしたのです。
その頃の支払額は17万円だったかな?
その時既に5年越しでの実施だったと記憶しています。
樹木2カ所で30本程度、灌木50本程度の手入れです。
官公庁の入札業務なら知りませんが、民間の仕事としては破格中の破格でしょう?
でも、これらから距離のあるお宅から「そんなに払ったんですか?」と
クレームとも嘆きともつかぬお声をいただいたのです。
脱線しますが、わが家のねこのひたい程の庭の剪定や清掃作業を
元教え子のお父様(本職、造園業)にお願いしていますが、
そんなでも年間10万円前後はかかるのですから、
面積にしてわが家の10倍程度の共有地を考えれば、
共有地だから雑な仕事でよいという点を割り引いても
当然かかる金額ですよね。
でも、そんなご意見が出たのです。
その年度末の総会でそのご意見についても組合長である私から議題に載せました。
そうしたら、それから後の持ち回り組合長は剪定作業をしなくなってしまったのですよ。
そんな執行事業を執行しないで決算額を抑えました。という報告を承認してきた付けが
今回の●万円返却。
事業を実施しないで金を使うことを控えてこんなに残しました。
(偉いでしょう、とまではいわなかったが)
大声で「ばかやろーっ! 何のために集金してるんだっ!」と叫びたいところを
ぐっと抑えに抑えて………
あーぁ、ストレス溜めちゃった。
使うべき金はちゃんと使おうよ!
斜面に植えた古木は地震でずれたら家を壊すぜ。
液状化や鉄砲水でも出たら剪定していない分大きく被害を被るぜ。
私は昔、県の教頭会の視察旅行で神戸の「阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター」
の見学をさせていただいたときに、造成地の自然災害の恐ろしさを
感じたのですけれど、それを皆さんに理解していただけるだけの
説得力が私にないところに自身の無力さを感じた総会でした。