カテゴリ:こころ
報道では「事故」ということばで片付けているけれど、本当に事故?
一つ例を挙げると、欧州の家屋は年月が経てば建つほどその価格が上がるよね。 日本の家屋で建築時より値が上がっているのは歴史的建造物ぐらいのものじゃないかな? その原因は何? メンテナンスというカタカナ語で誤魔化されているが、 あくまでも応急措置、付け焼き刃、見た目修復のことをいっていやしないかな? 今回の事故と称する事件も穴掘った地球との接合部分とその下に作った 構造物とを繋ぐ物の地球との接合部分のたたいての点検なんて開業以来一度もしていない。 そんな事を記者会見でいっていたよね。 そんな事でいいのかな?構造物の完璧なまでの人造部分はよいのでしょうよ。 それを地球という体内へ潜り込ませたら、 入れさせてもらった人造物との間に折り合いが付いているかどうかを 一番に気にしなくてはいけないんじゃないかい? 2011/3/11日本の東半分が地球の部分として揺れたでしょう。 その後の点検が、 今年の9月に実施したが、目視点検だった。 そんなのって人差し指をその方向に向けて「ヨシッ!」といってしまえば安全だ ということですよね。 心筋梗塞で手術を受けステントが埋め込まれた患者をエコーもX線も透さずに 触診だけで「大丈夫ですね。」という医者様 (少なくとも私がお世話になっている医師にはいらっしゃらない) とどこが違うんでしょうね。 非破壊検査を毎回行うことはできないにしても、 蒸気機関車の毎日点検のように鉄材のひび、ねじの弛みなどを発車前にしているのですよ。 そんな中で35年も経っている構造物で「開業以来…」等ということばを吐いて 恥ずかしくないのでしょうか? これはモラールの問題などという易しい物ではないでしょう。 最近、「目には目を、歯には歯を」に近い原始民主主義が横行しているような気がします。 こんなときこそきっちりとこんな思いもよらない事件に巻き込まれて瞬時に この世を去るよう実行されてしまった、 哀しい9人の魂に対する処罰が業務上過失傷害などという 生やさしいものですませて欲しくない気持ちでいっぱいです。 日本の片隅で、なんの権力も技能も知識のないじじぃが叫んでいることです。 そんな小さな叫びを読んでくださった方ご自身のお仕事に照らし合わせて戴いて、 己を律する力という意味での「自律」 (自分で「立っちできたと喜ぶ」 「自立」でなく) につなげていただければ、それだけで過去の職としての「冥利」につきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012年12月03日 15時56分59秒
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