2012/08/29(水)13:17
インストラクター:飽和脂肪酸
アロマテラピーでは、トリートメントのときに
植物オイルを使いますね。
このオイル、キャリアオイルと呼ばれています。
精油とは違い、「油」です。
油脂とは、1つのグリセリンに3つの脂肪酸がエステル結合した
トリグリセリド(中性脂肪)でしたね。
この脂肪酸、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に分けられます。
飽和脂肪酸とは、読んで字のごとく「飽和状態」なわけです。
炭素の手4本が他の原子としっかり結びついているので
これ以上結合しない(=変化しない)ということです。
不活性で安定した状態です。
飽和脂肪酸の例としては、
カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ステアリン酸、パルミチン酸、ミスチリン酸
などがあげられます。
(↑ これ、しっかり覚えてね♪)
常温では固体のものが多く、
オイルでいうと、ココナッツオイルなどです。
トリートメントには不向きですが、
クリームの基材などに使われます。
さて、不飽和脂肪酸については、また明日。