真央、逆転ならず2位 ロシェットがV フィギュアスケートフランス
(写真*sanspoより)時事通信よりフィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦、フランス杯最終日は15日、当地で行われ、今季初戦に臨んだ昨季の世界女王、浅田真央(愛知・中京大中京高)ショートプログラム(SP)に続いて自由演技でもジャンプのミスで109.47点の2位にとどまり、合計167.59点で2位に終わった。浅田真がファイナル以外のGPシリーズで負けたのは2季ぶり。 ジョアニー・ロシェット(カナダ)がSP、自由とも1位となって180.73点で制し、第2戦のスケートカナダに続いて勝った。3位はキャロライン・ザン(米国)だった。 アイスダンスはイザベル・デロベル、オリビエ・シェーンフェルダー(フランス)組が優勝した。ジャンプに苦悩、よもやの大敗日本人の応援も多いパリの会場で、世界女王の会心の笑顔は見られずじまい。「100%に程遠かった。初戦で課題がたくさん見つかった」。2位に終わった浅田真は肩を落とした。ジャンプミスがあったSPの後、「強気でできなかった」と話した。この日は練習で復調の兆しも見せていたが、「練習も、試合も同じ気持ちで臨むことができていない」と打ち明けた。自信のなさは、最初から表れた。高難度の新技、3回転半-2回転の連続ジャンプに挑む予定が、トリプルアクセルを跳んだ時点で「失敗すると思ったので」回避し、単発とした。ジャンプの回転不足が3つと転倒。踏み切りに不安が残るルッツはトーループに切り替え、実施した合計基礎点は、4位のフランス選手とほぼ同じまで落ち込んだ。「ジャンプの申し子」は、ここ1,2年で表現力にも進境を見せていた。しかし、「ジャンプが跳べないと何も始まらない」。自分の原点が揺れ動く現状では、演技に勢いは生まれない。大差の敗戦も、仕方なかった。昨季もシーズン序盤は苦戦した。しかし、SP、自由とも精彩を欠くのは珍しい。今季から指導するタラソワ・コーチは「こういうシーズンの始まりは真央の伝統。少しずつ変えるように頑張っています」。ファイナル進出が懸かるNHK杯は2週間後。吹っ切れた姿が見られるだろうか。(パリ時事)(関連記事リンク)テレビ放送予定エリックボンパール杯見どころ (昨年・フランス大会当ブログ記事)真央、SP1位通過でも悔し涙 フィギュアスケートフランス 真央、GP2連勝!ファイナル出場も決定!フィギュアスケートフランス 夜にテレビ放送あるのにまた先に結果がわかってしまったけど・・(苦笑)精彩欠いてるなぁ・・期待度が高いので、ミスが続くとうーんって。真央ちゃんは、そんなに何箇所もミスることが少ないから、今日のは残念でしょうがないデス。でもあれだけ乱れてもSPと同じ2位なのは、ある意味スゴイよね。曲もなんだか難しい曲のようだし・・。「今」だからいいのかも。五輪直前でこの状態ではいちぢるしく不安だけど。今ならまだ色んなことを試している進化の過程なのだと思う。。3回転サルコーに挑戦(上手くいかなかったけど)も今までなかったよね。。個人的感想だけど、真央ちゃんのステップ、スパイラルは美しい。ビールマンスピンも彼女のが綺麗だと思うよ。(色んな選手がやるけど)あとは3Aと3LZ・・。快心の演技で笑顔で締めるのが見てみたいっすね。NHK杯ではどこまで、修正できてくるだろうか。