状況不透明も夏場所番付発表 琴勝峰が新入幕
共同通信より大相撲夏場所、新大関朝乃山は西 20歳琴勝峰が新入幕日本相撲協会は27日、新型コロナウィルス感染拡大の影響により2週間延期された大相撲夏場所(5月24日初日・両国国技館)の新番付を発表し、26歳の新大関朝乃山は西に座った。昨年夏場所の貴景勝以来の新大関で、富山県出身では太刀山以来111年ぶり。2横綱は2場所連続45度目の優勝を狙う白鵬が3場所続けて東の正位を務める。西の鶴竜は7度目の賜杯獲得を目指す。東大関の貴景勝は2度目のかど番。20歳のホープ、琴勝峰が新入幕を果たした。関脇は東の正代が2場所連続、西の御嶽海は3場所ぶりに復帰した。新大関朝乃山「番付見て実感」 看板力士の自覚大相撲夏場所を新大関として迎える朝乃山は27日、報道陣の電話取材に応じ「一つの目標としてきた大関を達成できた。番付を見てまた実感した。もっと引っ張っていきたい気持ちにもなったし、相撲界を盛り上げていきたい」と看板力士の自覚をにじませた。昇進伝達式から約1カ月。新型コロナウィルス感染拡大の影響により、ぶつかり稽古など接触のある稽古が自粛の状況で、四股をはじめとする基本運動に励んでいる。体調に問題はないとし「自分だけではなく、力士みんなが我慢してやっている」と冷静に話した。琴勝峰「無我夢中でやった」 新入幕の20歳、スピード出世新入幕の20歳、琴勝峰が27日、報道陣の電話取材に応じ「余計なことを考える暇もないくらい無我夢中でやってきた。(番付表の)一番上の段まで来て、気が引き締まる」と率直に語った。強豪の埼玉栄高相撲部出身。先場所は12勝3敗で十両優勝し、3場所で十両を通過した。現在は四股、すり足などの基礎を徹底し、足腰を中心に鍛えている。夏場所は2週間延期され、不透明な状況が続くが「準備期間が増えた。もっと力をつけるチャンス」と前向きだった。師匠の佐渡ケ嶽親方も取材に対応。まな弟子のスピード出世を喜びつつ「前に出る四つ相撲に育てていきたい」と、さらなる成長を期待していた。時事通信より新大関朝乃山は西へ 照ノ富士が幕内復帰日本相撲協会は27日、大相撲夏場所(5月24日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表し、3月の春場所後に昇進して新大関となった朝乃山が西に座った。春場所で38年ぶりの一人大関を務め、今場所かど番の貴景勝は東に就いた。横綱は45度目の優勝を狙う白鵬が東、鶴竜は西で変わらず。関脇は東に正代、西に回った御嶽海は3場所ぶりの復帰となった。小結は東の大栄翔が2場所ぶりに返り咲き、西の隠岐の海は2016年九州場所以来の三役。新入幕は佐渡ケ嶽部屋の琴勝峰ただ一人で、同部屋からは春場所の琴ノ若に続く出世。元大関の照ノ富士が14場所ぶりの幕内復帰を果たした。若隆景、琴恵光、琴勇輝も返り入幕。新十両は不在で、朝弁慶、富士東、千代ノ皇の3人が十両に戻った。相撲協会、新型コロナウィルス感染拡大の影響を考慮して夏場所を2週間延期。今後の状況を見ながら、開催の可否や実施方式を判断する。私たちは落胆や失意に打ち勝つ無限の力を自分の内部に持っている。そしてどのような状態だろうと、それを克服し、打ち勝つところに喜びがあるのだ。(ジョセフマーフィー)苦しみを甘んじて受け、耐え忍んで強くなってきた人間こそ、この世でいちばん強い人間なのだ。(ホールケイン)場所開催できるのかな・・難しそうだわ。感染してしまった人が複数出たし駄目じゃないのかなー。貴景勝関は角番なので勝ち越さないと落ちちゃう。コロナ禍でこういう状況だと稽古もできないだろうし、悩ましいね。