2008/03/22(土)19:29
日教組、3億円賠償請求(22日の日記)
一度は日教組とホテル使用の契約を結びながら直前になって一方的にキャンセルし、違法であるとの裁判所の決定も無視したプリンスホテルに対して、日教組は3億円の損害賠償を求める裁判を起こすことになったと、14日の読売新聞が報道している;
グランドプリンスホテル新高輪(東京・港区)が東京高裁の決定を無視して、日本教職員組合(日教組)に教育研究全国集会(教研集会)の会場などを使用させなかった問題で、日教組は14日、同ホテルを経営するプリンスホテル(豊島区)を相手取り3億円を超える損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こす。損害賠償には、中止になった全体集会の準備費用や、参加予定者の前日の宿泊費用、慰謝料などが含まれる。
同ホテルは昨年5月、日教組と使用契約を結びながら、同11月に突然解約。東京高裁が今年1月、会場使用を認める決定を出しても従わなかった。全体集会には約2000~3000人が参加する予定だった。
日教組は「裁判の中で、プリンスホテルの責任を今一度追及したい」という。
2008年3月14日 読売新聞朝刊 12版 38ページ「日教組、3億円賠償請求」から引用
このたびのプリンスホテル事件は、わが国の民主主義の根幹を揺るがす重大な事態であっただけに、法廷では徹底的に責任を追及してもらいたいものだ。それによって、当ブログ常連コメンテーター諸氏も、かなり勉強になるものと思われる。