【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

フリーページ

2012年05月06日
XML
カテゴリ:政治問題
 沖縄県読谷村の村会議員を3期務めた後、浄土真宗の僧侶となった知花昌一氏を、4月6日の朝日新聞コラムは次のように紹介している;


 救いを求めて仏教の道に入ったわけではない。弾圧に立ち向かった親鸞にひかれたという。

 沖縄国体のあった25年前、生まれ育った沖縄県読谷(よみたん)村の競技場に掲揚された日の丸を引きずり降ろし、火をつけた。器物損壊などの疑いで逮捕。事件は波紋をよぶ。

 読谷村は沖縄戦で米軍が上陸した地点だ。地元には83人の住民が「集団自決」した洞窟がある。子どもたちも多く犠牲になった。彼らに死を強いた日の丸は「戦争の旗」だった。

 村には街宣車が押しかけた。経営するスーパーは放火された。だがエールを送ってくれた人がいた。近くに住む年上の男性だ。ハンセン病だったことを理由に高校受験で不合格にされた過去がある。「おれは声を上げて告発することができなかった。君は思うままに生きているじゃないか」

 男性を支援している浄土真宗の僧侶たちとの交流が生まれ、開祖の親鸞へとつながった。「流罪にあっても時の権力に迎合しない様(さま)にほれた」。読谷村議を3期務めたのち、昨春から京都市にある真宗大谷派の大谷専修学院で1年間仏教を学び、僧侶になった。

 3月末、復帰40年の沖縄に戻った。1日には「集団自決」の慰霊祭に法衣(ほうえ)で出席。「沖縄を戦争のためにもう使わせない。仏教は平和と平等を願うもの。その精神を基地問題にも貫いてゆきたい」


2012年4月6日 朝日新聞朝刊 14版 2ページ「人-僧侶になった沖縄の元読谷村議 知花昌一さん」から引用

 戦後に生まれた多くの国民は、戦争体験も無く、日の丸と言えば大相撲やオリンピックで見る旗だという無邪気な感慨しかないかも知れませんが、私たちは明治以降の日本が何をしてきたのか、真摯に歴史を見つめ学習する必要があると思います。







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2012年05月06日 19時52分54秒
[政治問題] カテゴリの最新記事


PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

佐原

佐原

お気に入りブログ

日本のトランプ? … New! maki5417さん

コメント新着

 捨てハン@ 潰れそうな新聞なら東京、朝日、毎日が挙がるかなぁ >全国紙は世論のありかを明らかにし、国…

© Rakuten Group, Inc.