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カテゴリ:ニュース
先月の参議院選挙の結果について、フリーアナウンサーの吉田照美氏は7月22日の「週刊金曜日」に、次のように書いている;
2016年7月22日 「週刊金曜日」 1097号 23ページ「選挙前日を『納豆の日』で終えたNHK」から引用 この記事が訴えるように、有権者の約半数が選挙に無関心というのは問題で、このような状態を放置し、日本の政治状況を人々に周知することを怠ったメディアの責任は重大です。それも、うっかり放置したのであれば、今後は気をつけるという「言い訳」もあり得ますが、現在の状況は安倍政権のメディアへの姿勢、取り分け高市大臣の「停波」発言が大きな圧力となってメディアを萎縮させ、選挙前に政治的公平性だの中立性だのに神経を使うよりは、無難な報道でお茶を濁すという態度が、有権者を「3分の2」の意味も分からないような状況にしてしまっている。世の中には、報道関係者が被害者や被災者の迷惑を顧みないような取材態度を指して、マスコミを「外道」呼ばわりする人もいますが、それを私は無視していいとは言いませんが、高市発言に神経を使って、肝心の情報を有権者に伝える作業を怠っている問題のほうが、次元が異なるとは言え、より重大であると思います。
最終更新日
2016年08月07日 18時25分22秒
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