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2019年02月16日
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テーマ:ニュース(99452)
カテゴリ:ニュース
古新聞の山を片付けていたら、なかなか気の利いた記事を発見しました。世間を騒がせて休刊となった『新潮45』に差別記事を書いた杉田水脈議員と小川栄太郎について、ジャーナリストの青木理氏は昨年10月14日の「しんぶん赤旗」に次のようなコメントを掲載している;


 今回問題になったものはどれも文章とも呼べない差別落書きです。なぜそのようなものが伝統ある出版社の雑誌に載ったのか。

 出版不況で本や雑誌が売れないなか、ネット右翼的なものには一定数の読者がいるという情けない事情があるのでしょう。

 しかし、差別や排外主義といったものは、あおれば手に負えなくなる病のようなものです。人類はそれで何度も大失敗を経験してきました。少なくとも知識人や責任あるメディアはそれをやってはいけない。今回はそういう最低限の衿持(きょうじ)も捨てた編集だったと思います。

 重要なのは、今回の騒動の登場人物が、安倍政権の応援団ばかりだということです。

 自民党の杉田水脈議員は、昨年の衆院選で中国ブロックの比例単独最上位候補になって返り咲きました。こんな扱いを受けたのは、安倍晋三首相かその周辺の意向がなければありえません。

 10月号の特集でLGBTと痴漢を同列視した自称文芸評論家は、安倍首相をほめちぎる著書で世に出た人物です。その本は安倍首相の政治団体などが何千部も買い取ったこともあってベストセラーとなりました。要は首相のちょうちん持ちです。

 こういう人々と安倍政権が共鳴する形で、日本社会に差別や排外主義をまん延させているわけです。今回の問題は、表層的には『新潮45』問題ですが、実態としては「安倍政権問題」だと思っています。


2018年10月14日 「しんぶん赤旗」日曜版 32ページ 「『新潮45』休刊-実態は『安倍政権問題』」から引用

 杉田水脈議員といえば、彼女は参議院選挙の山陰地方の比例代表名簿のトップに名前が挙げられて安全圏内で当選した議員ですが、同じ地方に選挙区をもつ自民党内でも有力者である石破議員が、そのことを知ったのは党本部が名簿を発表した後のことで、事前の相談も打診もなかったとのことだった。安倍執行部が党内のルールも無視して暴走していることを裏付けるエピソードだと思いました。





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最終更新日  2019年02月16日 01時00分06秒


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