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カテゴリ:ニュース
最近リメイクされた映画「東京裁判」について、前文部科学事務次官の前川喜平氏は18日の東京新聞コラムに、次のように書いている;
2019年8月18日 東京新聞朝刊 11版 27ページ 「本音のコラム-映画『東京裁判』」から引用 東京裁判によって「大日本帝国」は本当に全てが清算されたのか、という問いは難問です。心情的には、あの裁判で過去の悪弊を一掃して軍国主義の日本から平和主義の日本に生まれ変わった、と言いたいところであり、国際社会にそうであることを要求されて、日本政府もそれに応えて平和主義の路線を歩んで来た。とは言え、人の目の届かない所では裁判で処刑された戦犯を密かに神社に神様として祀るとか、教育基本法を改悪して愛国心教育を強化するなど、大日本帝国の再現のための布石は打たれていると見えないこともありません。自分たちの国がやったことを自分たちで裁くということを怠ったツケは、これから先、長く私たちにつきまとうものと覚悟する必要があるのかも知れません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年08月24日 01時00分05秒
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