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カテゴリ:ニュース
新潮社といえば日本文学の伝統を支えてきた有力な出版社のはずだったのに、少し前は性的マイノリティの人権を蔑ろにする記事で雑誌を絶版にしたかと思えば、今度は百田尚樹の小説について「読書がすんだらヨイショせよ」という宣伝が不評のため2日で中止するという不祥事を起こしている。その不祥事について、文芸評論家の斎藤美奈子氏は9日の東京新聞コラムに、次のように書いている;
2019年10月9日 東京新聞朝刊 11版 25ページ 「本音のコラム-ヨイショの時代」から引用 同じ出版社の不祥事でも、「新潮45」を絶版にした新潮社に比べ「嫌韓記事」で批判された小学館は他人事みたいな「謝罪コメント」を出しただけで平気な顔をして営業を続けている、この差異は何なのだろうかと、不思議に思います。若者の活字離れで書籍販売が低迷し、学術書を多く出版している講談社などはビルの前を通るとマンガ本の広告でビルが覆われている有様で、この会社も経営が大変なんだなあとつくづく感じてしまいました。やはり、右派週刊誌と日本文学だけではこれからの企業経営は難しいのかも知れません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年10月13日 01時00分07秒
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