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2020年01月19日
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テーマ:ニュース(99457)
カテゴリ:ニュース
「しんぶん赤旗」が「桜を見る会」参加者のブログ等を調べたところ、2018年の自民党総裁選挙に向けて安倍氏支持を獲得する目的で大量の党員を「桜を見る会」に招待したのではないかとの疑いが持ち上がったと、12日の同紙が報道している;


 後援者を大量に招待するなど公的行事を私物化し、「ジャパンライフ」の会長(当時)を招待し悪徳商法に”お墨付き”を与えた―。噴出する安倍晋三首相をめぐる「桜を見る会」疑惑で新展開です。総裁選対策で自民党の地方議員を大量に参加させていた疑いが編集部の取材で分かりました。
(取材班)


 「いつもですと各県の自民党の幹事長のみが招待を受けるのですが今年は各県議も招待されるとのことです」。2018年4月の桜を見る会に参加した自民党福島県議によるSNSの書き込みです。

 同じく参加した同党山形県議も「県議会議長など要職の方しか参加することができないと聞いておりましたが、大変名誉なこと」と書いています。

 京都府や滋賀県などでは18年に限って自民党府県議全員に招待状が届きました。編集部がSNSやブログ、取材で確認できただけでも、自民党の都道府県議ら121人が参加していました。

 なぜ18年だけ自民党の地方議員が多数招待されたのか―。謎を解くカギは、同年9月に6年ぶりに実施された自民党総裁選です。自民党関係者が明かします。「12年の総裁選の地方の党員票で、安倍さんは石破(茂・元幹事長)さんに大差をつけられ負けた。安倍さんは18年の総裁選では地方票でどうしても1位になりたかった。その対策で、地方議員を大量に招待したんだ」

 「読売」(18年5月4日付)にも桜を見る会についてのこんな記事があります。<葉桜を眺めながら、自民党衆院議員の一人は思った。「これは党総裁選を意識した地方の『党員票』対策の一環なんだな」>

 18年の桜を見る会の招待者数は前年から2千人も増え1万5900人にのぼりました。総裁選対策のため自民党の都道府県議らを大量に招待した2018年4月の桜を見る会。議員らが参加しやすいようある「仕掛け」をつくっていました。

 桜を見る会前日。自民党は初めての「都道府県議会議員研修会」を開きました。「研修会」はどんなものだったのか―。

 研修会は都内のホテルで開かれ、都道府県議ら約800人が参加しました。日米首脳会談を終えた安倍晋三首相も参加。講演の冒頭、当時問題になっていた森友学園疑惑や自衛隊の日報問題などの不祥事を陳謝しました。

 研修会の主要テーマは憲法改正。しかし随所で安倍氏をめぐる疑惑の払しょくがおこなわれました。参加者によると、党の顧問弁護士が森友問題への首相や昭恵夫人の関与を火消しするような発言をし、『徹底検証「森友・加計事件」朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪』(小川柴太郎著)も配られた、といいます。




 研修会やその後の懇親会では、首相との記念撮影も。参加した地方議員らは次々に安倍首相と握手した写真をとりました。多くの議員がこの写真をSNSに投稿しています。

 「総裁演説終了後は、私たち一人ひとりと写真撮影。これがその写真。安倍総裁は歴代総裁の中でも、とりわけ私たち地方議員を大切にして下さっていると感じる」(東京都議)

 「安倍総理による時局講演もあり、その後の懇親会では写真も撮らせていただきました。反日メディアの倒閣運動を跳ねのけ、安倍総裁三選と憲法改正をセットで頑張っていくつもりです」(神奈川県議)

 研修会について「朝日」(18年4月21日付)はこう書いています。

 「研修会は、党が進める憲法改正など(中略)を目的に初めて開催した。ただ、首相に近い自民党議員は『総裁選対策の側面もある』と明かす。参加者の多くは、翌21日に都内である首相主催の『桜を見る会』への招待も受けており、『明らかな総裁選対策。よほど安倍さんは厳しい情勢なのか』(東海地方の県議)という声も漏れた」
(つづく)


2020年1月12日 「しんぶん赤旗」日曜版 1ページ 「『桜』で総裁選 票集め」から前半を引用

 一昔前なら、参加者名簿を処分されれば一般国民は誰が招かれたのか知る由もないということになったものが、現代では「楽しかった想い出」としてブログに記録を残しますので、調査報道も効率アップになっているようです。しかし、政府主催の「桜を見る会」に、「県議会議長など要職の方しか参加することができない」というのは「正常」な範囲ですが、「いつもですと各県の自民党の幹事長のみが招待を受けるのです」というのは「疑問符」が付きます。与党の県連幹事長が野党の幹事長よりも社会に貢献している、という理屈は「公正さに欠ける」というものではないでしょうか。その上、自民党総裁選で自分の支持票を増やすために「総理大臣の権限」をフル活用するというのは、明らかに公正さを逸脱しています。党員の皆さまの公正な判断と自浄作用を期待したいものでございます。





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最終更新日  2020年01月19日 01時00分06秒


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